令和3年1月13日から2月10日までの約1か月間、賃貸住宅の建設工事に先だち、山(やま)遺跡(第15地点)の発掘調査を行いました。

調査区全景 発掘調査の様子
山遺跡は白岡地区に所在し、過去の調査から縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡(じゅうきょあと)が多数発見されるなど、同時期の大規模集落として把握されています。
今回の調査地点は、遺跡の南西端にあたり、隣接地での過去の調査では、縄文時代の住居跡のほか、奈良・平安時代の木炭窯跡(もくたんがまあと)などが発見されています。
今回の調査でも縄文時代の土坑(どこう)等を検出し、縄文土器や石鏃(せきぞく)が出土しました。