木造阿弥陀如来立像(県指定)

更新日:2023年01月31日

ページID : 3511
上体をやや前方に屈し、右手を挙げ、左手を垂下している木造阿弥陀如来立像の写真

木造阿弥陀如来立像

木造阿弥陀如来立像(県指定)の詳細
種別 県・有・彫刻
時代 鎌倉時代
員数 1躯
法量 像高64.3センチメートル、
所在地 白岡市白岡
指定年月日 昭和35年3月1日
所有者
(管理者)
興善寺
備考 なし

 本像は、もともと入間市豊岡に伝わるものであるが、縁あって平成17年興善寺に安置された。
 寄木造で玉眼(ぎょくがん)を嵌入(かんにゅう)する。白毫珠(びゃくごうしゅ)は水晶を入れる。両足を軽く開き、左手を前に垂れ右手を挙げた来迎引接印(らいごういんじょういん)を結ぶ。もと金箔を施していたが、現在はほとんど剥落し黒光りする。腕の一部に補修の痕跡があるものの保存状態は良好である。
 裸形像は極めて珍しいものであるが、鎌倉期に散見され本像も鎌倉時代中期の作と推定される。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課文化財保護担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線522・523)
0480-92-1111(直通)
メール:syougaigakusyuu@city.shiraoka.lg.jp​​​​​​​
お問い合わせフォームはこちら