木造阿弥陀如来坐像

木造阿弥陀如来坐像
種別 | 市・有・彫刻 |
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時代 | 平安時代 |
員数 | 1躯 |
法量 | 高さ108.5センチメートル、幅87.2センチメートル |
所在地 | 白岡市篠津 |
指定年月日 | 令和5年4月13日 |
所有者 (管理者) |
青雲寺 |
備考 | なし |
平安時代末期に遡る仏像で、藤原時代後半の院政期頃の定朝(じょうちょう)様彫刻の特徴をよく表している。中央仏師系の人物による造仏と考えられ、白岡市はもとより県東部を代表する平安仏の事例として文化財的価値が高い。
本像が篠津地区に残された背景には、中世期に白岡周辺を本拠地とした野与党鬼窪氏(のよとうおにくぼし)の存在が大きいものと考えられる。
鬼窪氏が最初に土着した場所は、篠津久伊豆神社の周辺であると伝えられており、同社の康治元年(1142)創建という社伝と本像の造像年代観に大きな開きはないものと思われ、伝承を補強する可能性が高い。
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更新日:2023年11月05日