市内学校の放射線測定結果
市内小学校の校庭における放射線量の測定について
市では、各小学校の校庭において、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響による空間放射線量の測定を実施しておりました。
空間放射線量の測定については、福島第一原子力発電所の事故から11年が経過し測定値に変化や異常が見られないことから、令和4年3月をもって終了いたしました。状況に変化が生じた場合には、再開いたします。
- 測定月:令和4年3月
- 測定箇所:市立小学校校庭の中央付近
- 測定方法:地表から1メートルの高さのところに測定器を設置し、30秒後の測定値とする。
- 測定器:シンチレーション式放射線測定器
- 測定者:学校教職員
- 測定結果:除染基準を超える個所はありませんでした。
各校庭における数値は、右のPDFファイルを参照ください。 令和4年3月測定結果
また、過去の測定結果については以下のとおりです。
※測定値には自然から受ける放射線量が含まれています。
参考情報
一般の人が受ける放射線量の基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に出しており、人が自然界から受ける放射線と医療による放射線を除い た、放射線量の指標は、平常時は年間1ミリシーベルト(1,000マイクロシーベルト)以下としています。
暫定的目安値として平成23年4月19日に文部科学省から発表された福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方の目安値である「1時間あたり3.8マイクロシーベルト」があります。
また、平成23年5月27日に文部科学省から発表された「福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」により、当面、年間1ミリシーベルト以下とする目標値と「1時間あたり1マイクロシーベルト」の土壌の災害復旧事業の補助基準が示されています。
市内小学校の校庭等における土壌中の放射性物質の測定について
- 採取日:平成23年9月6日(火曜日)
- 採取場所:市内小学校6校
- 採取方法:土壌の採取は、各採取箇所の中央及び周辺の4方向1.5メートルの地点から深さ5センチメートルの表層土壌をそれぞれ1箇所ずつ、計5箇所を採取し混合しました。
- 測定方法:ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法
- 採取・測定者:株式会社分析センター
学校名 | ヨウ素131 | セシウム134 | セシウム137 |
---|---|---|---|
篠津小学校 | 不検出 | 40 |
50 |
菁莪小学校 | 不検出 | 18 | 30 |
大山小学校 | 不検出 | 52 | 67 |
南小学校 | 不検出 | 40 | 48 |
西小学校 | 不検出 | 65 | 79 |
白岡東小学校 | 不検出 | 18 | 34 |
※ 校庭等の土壌について、国や県の基準が示されておりません。 参考として、原子力災害対策本部により示された、水田の土壌中放射性セシウムの上限値は5,000ベクレル毎キログラムとなっています。
市立小・中学校の詳細な放射線量測定結果
- 測定日:平成23年11月16日(水曜日)
- 測定箇所:市立小・中学校
- 測定方法:地表から1センチメートル、50センチメートル、1メートルの高さのところに測定器を設置し、30秒後の測定値とする。
- 測定器:NeutronRAE2(検出器:ヨウ化セシウム(CsI)フォトダイオードシンチレータ)
- 測定者:職員
- 測定結果 除染基準を超える箇所はありませんでした。
※複数の箇所を測定した場合は、測定値のうち最大値を記載しています。
市立小学校プールにおける放射性物質の測定について
教育委員会では、市内の全小学校においてプール学習の開始前までにプール水の放射性物質測定を実施しました。
- 検査内容 放射性セシウム(セシウム134,セシウム137)
- 検査方法 ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析
- 受託業者 株式会社むさしビルクリーナー
学校名 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 測定日 |
---|---|---|---|
篠津小学校 | 不検出 | 不検出 | 令和元年5月27日 |
菁莪小学校 | 不検出 | 不検出 | 令和元年5月27日 |
大山小学校 | 不検出 | 不検出 | 令和元年6月3日 |
南小学校 | 不検出 | 不検出 | 令和元年6月3日 |
西小学校 | 不検出 | 不検出 | 令和元年5月30日 |
白岡東小学校 | 不検出 | 不検出 | 令和元年5月27日 |
- 「不検出」とは、放射能濃度測定装置が測定可能な最低の濃度(検出限界値)を下回ったことを表します。(放射性ヨウ素131)、(放射性セシウム134及びセシウム137)の検出限界値は、1キログラムあたり各1.0ベクレル以下)
ベクレル:放射性物質が放射線を出す能力の強さを表す単位
※なお、現段階では、プールにおける暫定基準値はありません。 - (参考)飲料水の放射性物質の新たな基準値
1キログラムあたり放射性セシウム10ベクレル - 今後は、空間放射線量の測定値を注視し、大きな変化があった場合、実施を検討します。
【過去の測定結果】
小・中学校の給食用食材の放射性物質検査結果
小・中学校の給食用食材について、放射性物質を検査したところ、以下の結果となりました。
※小・中学校の給食用食材の放射性物質検査については、福島第一原子力発電所の事故から11年が経過し測定値に変化や異常が見られないことから、令和4年3月をもって終了いたしました。
なお、今後においても、国や県の動向に注視し、状況に変化が生じた場合には、適切に対応いたします。
【過去の測定結果】
【参考】
食品群 | 一般食品 | 牛乳 | 飲料水 |
基準値 | 100 | 50 | 10 |
この記事に関するお問い合わせ先
教育総務課庶務担当
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0480-31-8748(直通)
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更新日:2023年02月15日