自治基本条例素案発表フォーラムを開催しました

更新日:2023年01月31日

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白岡町自治基本条例素案発表フォーラム みんなでつくった「まちづくり」のルール(条例)~誇れる町、住み続けたい町に向けて~

平成22年11月28日(日曜日)開催

概要

白岡市長と関係者の男性が資料を手に持ち並んで写っている開会セレモニーの記念写真
  • 14時00分 開会セレモニー
  • 14時00分開会 資料確認
  • 14時03分趣旨・概要説明
  • 14時05分「白岡町自治基本条例素案」を町長に提出、写真撮影
  • 14時09分小島町長 あいさつ
  • 14時12分関根議長 来賓あいさつ

プログラムは下記をご覧ください。

14時17分 第1部 私たちつくる会と皆さんの”想い”届けます!

素案概要説明

  • 14時17分事務局による概要説明
  • 14時20分「つくる会活動」の報告及び「条例素案前文」の概要説明 つくる会 内山会長
  • 14時33分「条例素案項目」の概要説明 つくる会 神田副会長

白岡町自治基本条例素案(PDF)は、下記ファイルをご覧ください。

「白岡町自治基本条例」で伝えたいこと(素案概要版)(PDF)は、下記ファイルをご覧ください。

説明資料(PDF)は、下記ファイルをご覧ください。

14時44分 第2部 みんなでこれからのまちづくりを考えよう!

来場者との皆さんとの意見交換

(注意)意見・質問等及びその回答については、要旨

意見・質問等1

男性
つくる会の委員が熱心に取り組まれたことを知ることができました。この自治基本条例が単なる目標でなく、実現されるものにするために、「ヒト・モノ・カネ」の観点から議論されたことがあれば、それをお聞かせください。

回答1
  • 内山会長
    「ヒト」については、素案の「町民」、「こども」、「地域自治組織」の項目等でかなり議論しました。次世代を担う「こども」をどのように育成するかという将来の問題や、行政区や自治会などの「地域自治組織」のあり方について議論しました。
    そして、「今後のまちづくりを担うのは私たち『町民』である」ことをかなり強く意識いたしました。
    なお、「考え方」で委員の思いを述べていますので、後ほど素案をご覧ください。
  • 神田福会長
    「モノ」について、「農業振興」をどうするのか等の議論は行いました。しかし、 この条例は、今後ハードの問題を考えるための土台として、「わたしたちはどうあるべきか」という基本的なことを規定する条例であることを確認し、ハード面については議論から除くことを委員の共通認識としてきました。
意見・質問等2

男性
「議会の責務」の中で、「議会の会議は原則、公開とします」とありますが、現在、議会は傍聴できますので、「原則公開」とした考え方をお聞かせください。
また、「改廃」について、条例の改廃は議会が議決する事項です。素案で「この条例の理念を尊重して改廃する」とありますが、手続の具体的なイメージがあればお願いします。

回答2

高澤課長
委員の思いをまとめたものが、この素案です。法制上の文言の整理や、関係法律との整合性などについての確認は、これから条例原案を策定する際に行うものです。
他の法律等で書かれている内容であっても、町民の皆さんの関心が高く、ぜひ、やっていただきたいという強い思いで書かれている内容もあり、新たなルールを設けて規制しようという意図はありません。
改廃については、素案20ページにあるように、「この条例の理念(町民・議会・行政が協働すること)や自治のあり方(町民が主体のまちづくりのため、参画、協働すること)を尊重する」ことがポイントです。手続は、通常の改廃手続と同様です。

意見・質問等3
多くの参加者が席に着き、資料を手に持って話を聞いている白岡町自治基本条例素案発表フォーラムの様子の写真

女性
素案13ページの「議会の責務」の「考え方」に、議会としての決意ではなく、町民側からの強い思いが書かれていますが、条例を議決するのは議会なので、今後、この条例がどのように制定されるのか、その手続をお聞かせください。

回答3
  • 高澤課長
    自治基本条例が制定されるまでを説明します。本日、提出された素案を受け、法制上の整理・確認などを行い、条例原案を作ります。自治基本条例策定審議会(12月議会に設置条例上程、公募委員や各団体の代表などで組織する予定)で審議していただき、最終的に議会の議決を経て自治基本条例が制定されることになります。
  • 内山会長
    委員の強い思いが素案に込められています。条例原案にも、つくる会の考え方や趣旨をぜひ取り入れていただきたく要望するものです。

15時01分 第3部 自治基本条例でこれからの「まちづくり」はどう変わるのか(講話)

講師 明治大学教授 牛山(うしやま) 久仁彦(くにひこ) 氏 (注意)以下、講話の要旨
地域社会ではコミュニティが希薄になり、高齢者の孤独死や子供の虐待のような問題が起きていますが、財政上の問題など、行政だけで解決することには限界があります。そこで、地域での相互の助け合い、つまり、コミュニティや地域の自治が大事になってきます。では、どのように地域づくりを進めていくかについてお話しします。

地方分権型の社会では自治体の自由度が高まり、一方では、地域社会の自己決定・自己責任が求められています。もはや全国一律のルールでは、地域の運営が効率的にできないので、町に実情に密着したルールづくりが必要です。そして、その中では、住民が参画していくことで地方自治は進んでいくので、住民がしっかりした自治意識をもたなければなりません。

有志で集まったつくる会の委員が、町の特長を生かしながらどのようなまちづくりができるかについて考え、委員同士が合意を形成しながらルール(自治基本条例)の素案を作成しました。
条例素案を尊重しつつ、条例原案ができ、最終的には、住民の代表である議会が条例を制定(議会の権限)する手続を踏み、自治体の総意でルールがつくられていきます。このルールは、今後の白岡町の、ヒト・モノ・カネのあり方を考えていくためのものだと考えていただければよいと思います。

自治基本条例には理念も含まれますが、制定されれば、条例に規定した「住民参画条例」、「住民投票条例」をつくる必要があり、実質的な意味も持ちます。 また、この条例では、特徴的に「地域自治」のことを取り上げており、町内会、自治会など、生活に関わることも書かれているので、今後の地域社会のあり方や生活に影響を与えることとなります。
地域から現実を見据え、誇れる白岡町を創るため、この条例が活かされることを期待したいと思います。

15時35分 閉会

アンケート集計結果は、下記ファイルです。

添付資料を見るためには

この記事に関するお問い合わせ先

地域振興課市民協働担当
〒349-0292
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電話:0480-92-1111(内線382・383・384)
0480-31-8679(直通)
メール:chiiki@city.shiraoka.lg.jp
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