バックナンバー令和7年3月(35号)「保育所等入所選考業務AIシステムの導入」などについて

更新日:2025年03月28日

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行革ニュース 令和7年3月第35号

今回は、保育所入所審査に関する新たな取組である「保育所等入所選考業務AIシステムの導入」と「ふるさと納税制度を活用した寄附への取組」について紹介します。

1 保育所等入所選考業務 AI システムの導入

保育所等の入所選考にあたっては、入所申請書類をもとに保護者の就労状況や家庭をもと入所の優先度に関する審査を行っています。
就労状況や優先度の審査、入所施設の決定に至るまでには確認事項も多く、マンパワーに頼らざるを得ないことから、入所申請の最も多い年度当初の入所審査には、2か月以上の時間を要していました。
保育所等入所選考業務AIシステムは、各家庭状況や希望保育所等のデータを基に入所優先度等について判断し、保育所等入所に関する最適解を瞬時に提示するシステムとなっています。
市では、当該システムの導入を進め、令和7年4月10日の入所審査(令和7年5月入所)から運用を開始することとなりました。
本システムの導入により、入所審査に係る期間が短縮され、早期に保護者の皆さんに入所に関するお知らせができるようになります。
 

2 ふるさと納税制度を活用した寄附への取組

市では、地域産業の活性化のため、ふるさと納税制度を活用し、市外の方へ向けて、市の政策や特産品を広くPRを行い、寄附金の募集を行っています。令和6年度は、次の取組を実施しました。
1 新たな返礼品として令和7年発送分の梨の先行予約を開始
これまでは、夏季シーズンのみ梨を出品していましたが、ふるさと納税制度を活用した寄附は年末に集中することから、当市の特産品である梨をひとりでも多くの方に知っていただく取組として11月1日から先行予約分の出品を開始しました。
受付開始から年末にかけて、211万円の寄附受付につながりました。
2 新規ポータルサイトの導入
以前から利用している「ふるさとチョイス」外7サイトに加え、10月から「ANAのふるさと納税」、11月から「KABU&ふるさと納税」、「アソビューふるさと納税」、12月から「Amazonふるさと納税」による寄附受付を開始しました。
今後もポータルサイトの拡充により寄附機会を増やし、ふるさと納税を通じて、より多くの皆様に当市の魅力を伝えていきます。
3 クラウドファンディング型ふるさと納税を実施
クラウドファンディング型ふるさと納税とは、ふるさと納税の寄附金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄附を募る仕組みです。
市では、年々増加する生活困窮世帯の子どもたちが、家庭の経済事情に関わらず、明るい未来を切り開いてほしいという思いから、無料の学習支援を行うことを目的として、クラウドファンディング型での寄附を受け付けました。
目標金額を100万円として90日間の寄附受付を実施したところ、目標金額を大きく上回る88件、160万円の寄附の受付につながりました。
市では、今後も返礼品やポータルサイトを充実させ、様々な取り組みにより寄附機会を増やし、ふるさと納税を通じて、より多くの皆様に当市の魅力を伝えていきます。
 

返礼品の梨

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