バックナンバー令和4年8月(4号)敬老会について(廃止・縮小・新規事業)

更新日:2023年05月23日

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行革ニュース 令和4年8月 第4号

市の行財政改革に関する情報を発信していきます

 今回は、「既存事業の見直し」の取組の「敬老事業」について概要を紹介します。

令和4年度から敬老事業を見直します!

 敬老事業は、長年にわたり地域社会の発展に貢献されてきた高齢者の長寿の祝福及び敬老精神の高揚を図ることを目的に毎年度実施してきました。

 しかしながら、少子高齢社会の進展により、本市においても高齢者施策に係る事業費や介護保険給付費が増大していること、新型コロナウイルス感染症が拡大するなかで今までのような事業の実施が困難であることから、次のとおり見直します。

1 敬老会の開催 → 廃止(削減効果 約503万円)

 敬老会は、今後も対象者が増加していくことに加え、新たな生活様式を踏まえた実施方式により開催する場合、財政負担や人的負担のさらなる増加が見込まれるため廃止します。

2 敬老特別祝品の贈呈 → 縮小(削減効果 約128万円)

 敬老特別祝品は、88歳及び100歳以上を迎えられた方の長寿をお祝いするもので、お祝いの際には家族や関わる人が集まる契機になるなど、家族との大切な時間を過ごす機会を創出する役割を担っています。

 しかしながら、今後も平均寿命は延伸すると予想され、対象者の増加により財政負担のさらなる増加が見込まれることから、現在の88歳及び100歳以上の方への支給から、100歳に達する方及び最高齢の方のみへの支給に縮小します。

3 祝状及び記念品の贈呈 → 廃止(削減効果 約85万円)

 祝状及び記念品の贈呈は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び出席者の安全確保の観点で中止した敬老会の代替施策であるため、敬老会の廃止と合わせて廃止します。

4 敬老作文集の作成 → 縮小(削減効果 約14万円)

 敬老作文集は、市内の小中学生から作文を募集することにより、家族や地域、世代を超えて敬老意識を醸成するとともに、超高齢社会の在り方を考える契機を提供するなど、敬老精神の高揚を図る重要な役割を果たしています。

 しかしながら、財政負担の軽減を図る観点から、敬老会の廃止に伴い参加対象者への配布から市内小中学校、公共施設等への配布に縮小します。

5 敬老作文集の掲載 → 新規

 市公式ホームページへ敬老作文集を掲載し、敬老精神の高揚を図ります。

6 市広報紙への祝辞の掲載 → 新規

 市広報紙へ市長などの祝辞を掲載し、高齢者の長寿を祝福します。

敬老事業の見直しによる削減効果額合計

730万円削減

(祝日)9月19日(月曜日)敬老の日に老人福祉センターを開館します。

 白岡市老人福祉センター条例では月曜日を休館日と定めていますが、長寿をお祝いする気持ちを表して、敬老の日は開館とします。常連さんも、これまで利用したことがない方も、お風呂やカラオケ、大広間などで楽しく、憩いの時間を過ごしてみませんか。
(注意)なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、時間や人数、利用に制限があります。

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