バックナンバー令和6年4月(24号)公立保育所に児童の登園降園記録や保護者連絡を行うアプリを導入

更新日:2024年04月30日

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行革ニュース 令和6年4月第24号

市の行財政改革に関する情報を発信していきます

今回は、「DXの推進」の取組のうち、公立保育所における「コドモンの導入」と保育所での取組についてご紹介します。

1コドモンって?

コドモンは、保育士の登降園記録や保護者連絡などの書類作成業務をアプリケーション内で一括して行い、事務負担を軽減することで、保育士が子どもと向き合う時間を増やし、保育の質の向上に繋がる環境づくりをサポートするシステムです。

2何ができるの?

〇登降園管理機能 ~朝の電話対応をゼロに~
これまで、児童の登降園管理は、各クラスの保育士がアナログで確認していましたが、コドモンの導入により、登降園に関する連絡を保護者アプリから一括で行えるようになりました。
これにより、保護者は時間を気にせず瞬時に保育所に報告することができ、保育所は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができます。
また、職員に対して状況を一斉通知することで、確認漏れや引継ぎミスを防ぐことができます。
〇連絡帳・お知らせ一斉配信機能~渡しもれ、紛失のリスクをゼロに~
日々の児童の様子を保護者に伝える連絡帳を電子化することで、受け渡しのミスを防ぎ、午睡データや給食報告が一度の作業でクラス全体に自動反映されることから、入力の手間も最小限に減らすことができます。
お便りなどの配布物は、全体・クラスごとに一斉配信が可能となりアプリだけではなく、メールやスマートフォンのプッシュ通知でも配信できるため、保護者がお知らせを確認したか一目でわかるので緊急時の連絡も安心です。
〇指導計画・日誌作成機能~「〇〇保育所は違ったのに」をゼロに~
転記作業の多い指導計画や日誌の作成業務において、コドモン内でデータ連携していることで、一貫性のある計画作成が可能です。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能を活用することで、3保育所が統一した指導案の作成が可能となります。
どの保育所でも同じサービスが提供できるようになり、保育品質の向上が期待できます。
〇園児台帳機能~発育情報を記録、共有、分析で支援が必要な子どもの見落としをゼロに~
児童の名前・クラス・生年月日・家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)だけではなく、発達記録などの情報を一元管理することで、子どもの成長、発達が一目でわかるようになり、個々の児童の成長に合わせた保育の提供が期待できます。
 

3今後の展開

〇保育ドキュメンテーションの導入
保育ドキュメンテーションとは、日常の保育を写真や動画等で記録することで、「見える化」し、保育の質を向上させる手法です。
コドモンは、保育ドキュメンテーションの手法を日誌や掲示物、連絡帳などに展開する機能に特化しており、業務の効率化だけではなく、保護者の皆さんに日々の保育の中で、子ども達が成長していく姿を伝えることで、安心・安全な保育環境を向上させる効果が期待できます。
 

操作の様子 1
操作の様子 2
操作の様子 3
操作の様子 4

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