公共施設等マネジメント計画

更新日:2023年12月06日

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『公共施設等マネジメント計画(白書)について』

白岡市では、高度経済成長期以降の人口増加等を背景に、様々なニーズに対応すべく各種公共施設や道路等のインフラ施設の整備を進めてきました。

しかし、少子高齢化の進展により、市税等の自主財源の減少など、厳しい財政状況が予測される中、整備した公共施設や道路等のインフラ施設の多くが老朽化を迎え、建て替えや大規模改修等にかかる費用が、これからの市の財政運営にとって大きな負担となることが予想されます。

そこで、白岡市では現状の公共施設や道路等のインフラ施設の現状を把握することを目的に、「公共施設等マネジメント計画(白書)」を作成しました。「公共施設等マネジメント計画(白書)」は、本市が管理する公共施設等を対象として、各施設の建物評価や維持管理・運営コスト、利用状況などの現状を分析するとともに、将来に向けた課題や整備・管理運営の方向性についてとりまとめたものです。

『公共施設等総合管理計画について』

白岡市では、平成26年度に公共施設やインフラ施設の現状を調査し、作成した「公共施設等マネジメント計画(白書)」を基に、公共施設等を総合的かつ計画的に管理することを目的とした「公共施設等総合管理計画」を策定しました。

令和2年2月に個別施設計画の策定に合わせて一部改訂しました。

令和4年3月に総務省の通知「令和3年度までの公共施設等総合管理計画の見直しに当たっての留意事項について」(令和3年1月26日付け総財務第6号)を受け、一部改訂しました。

『個別施設計画について』

白岡市では「公共施設等総合管理計画」における施設類型ごとの管理に関する基本的な方針を踏まえ、「個別施設計画」を策定しました。

本計画に基づく予防保全による維持管理によって施設の長寿命化を図り、財政負担を軽減、平準化することで、公共施設の安心・安全を確保するとともに、公共施設によるサービスを最適かつ持続可能なものとしていきます。

『公共施設再編に関する基本方針について』

白岡市では、「白岡市公共施設等総合管理計画」及び「白岡市個別施設計画」を策定して予防保全による維持管理を実施し、施設の寿命を延ばすことで、財政負担の軽減、平準化を図ることを目指してきました。

しかし、少子高齢化の進行による市税等の自主財源の減少などに加え、物価高騰などの新たな社会情勢の変化を受け、財政状況が更に悪化することが見込まれる(財政推計参照)ことから、施設に係る費用を抑えるため、公共施設の床面積の総量を減らし施設を再編する必要が生じています。

このことを踏まえ、市では、「第6次白岡市総合振興計画」及び「白岡市行財政改革方針」の中で公共施設を再編していくことを示し、その取組の中で公共施設再編実行計画(以下「実行計画」という。)を策定することとしたところです。

そのような中、実行計画の策定に当たっては、策定までに相応の時間を要するため、それまでの間の公共施設のマネジメントの在り方を示す必要が生じたことにより、この度、「白岡市公共施設再編に関する基本方針」(以下「基本方針」という。)を策定しました。

市といたしましては、実行計画を策定するまでの間、この基本方針にのっとり、公共施設のマネジメントを行うとともに、公共施設の再編が市民生活に大きな影響があることから、実行計画の策定に際しては、市民の皆様の理解や共感を得られるよう努めていきます。

財政推計ついて

 

令和2年度に、一定の条件(近年の予算配分を維持しつつ今後予定している主な大規模事業を実施した場合)のもと、将来の白岡市の財政状況を推計しました。また、令和5年度に同様の方法で推計し、更新しました。

それぞれの年度に推計したものは、以下の図のとおりです。(単位:万円)

 

令和2年度推計
令和5年度推計

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