風しんにご注意ください
風しんが流行しています!
現在、関東地方では風しんの届出が大幅に増加しています。
平成30年7月23日~8月5日の間に38例の届出があり、多くは30歳代~50歳代の男性が占めていました。
30歳代~50歳代の男性においては、風しんの抗体価が低いかたが2割程度存在していることが分かっています。
(厚生労働省健康局通知より)
今後、感染者が増える可能性がありますので、ご注意ください。
風しんとは
風しんは咳やくしゃみなどを介して感染する飛沫(ひまつ)感染症です。症状は、突然の全身性の発しん、発熱、頸
(けい)部リンパ節腫脹などがあります。潜伏期間は感染から14日~21日で、基本的には経過は良好です。
妊娠中の女性が風しんに感染すると、産まれてくる赤ちゃんが心疾患や白内障、難聴などを主な症状とする「先天性風しん症候群」になる可能性があります。
妊婦は、予防接種を受けることができません。抗体価が低い場合は、可能な限り人混みを避けるなど、感染しないようご注意ください。また、妊婦の周りにいるかたは風しんを発症しないよう予防に努めてください。
予防するためには
予防接種を受けましょう。
- 定期予防接種の対象のお子さんは、予防接種を受けましょう。
- 定期予防接種の対象以外のかたは、任意(自費)での予防接種が可能です。
特に予防が必要なかた
- 妊婦と同居する家族(妊婦に抗体価が十分ある場合は除きます。)
- 妊娠を希望する10歳代後半~40歳代の女性のうち、次の1~4のいずれかにあてはまるかたは、特に予防が必要です。風しんの予防接種をご検討ください。
- 風しんにかかったことがない。
- 風しんの予防接種を受けたことがない。
- 風しんの抗体価が十分にない。
- 1~3にあてはまるか、わからない。
予防接種を受ける前に…
風しんの抗体価について確認したい場合は、医療機関において任意(実費)で検査(血液検査)を受けることができます。
費用の助成制度について
大人の風しん抗体価検査費用(埼玉県)
埼玉県では、大人の風しん抗体検査を無料で受けられる制度があります。
対象者や方法など、詳細については埼玉県ホームページをご覧ください。
大人の風しん予防接種費用(白岡市)
白岡市では、対象者のかたに大人の風しん予防接種費用の一部を助成しています。
この記事に関するお問い合わせ先
健康増進課成人保健担当
〒349-0215
埼玉県白岡市千駄野445番地(はぴすしらおか1階)
電話:0480-92-1201(内線815・816・817)
メール:hokencenter@city.shiraoka.lg.jp
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更新日:2023年03月31日