帯状疱疹にご注意ください

更新日:2023年05月19日

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帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる病気です。日本人成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏しており、誰でも発症する可能性があります。また50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。

症状

初期症状は皮膚の痛みやかゆみで、その後に発疹や水ぶくれが帯状に現れます。痛みは皮膚の違和感やしびれとして感じる程度から、ピリピリ・ズキズキ・チクチクと感じる等様々です。症状は主に体の左右のどちらかにみられ、3〜4週間ほど続きます。

また、代表的な合併症に、皮膚の症状が治ったあとも3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」があります。

治療

帯状疱疹の治療は、早めにウイルスの増殖や痛みを抑えることが何よりも重要です。水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」や痛みを抑える「鎮痛薬」、皮膚の症状によっては「ぬり薬」が処方されます。

抗ウイルス薬は、発疹が出てから72時間以内に投与を始めることが望ましいとされており、抗ウイルス薬の投与により、皮膚症状の改善や痛みが消えるまでの時間を短縮できるとされています。

帯状疱疹が疑われる症状が現れた場合は、できるだけ早く医師に相談しましょう。

予防するために

○免疫力を高める

食事や睡眠をきちんととり、適度な運動やリラックスした時間をもつことでストレスを減らし、免疫力を低下させないように心がけましょう。

○ワクチンで予防する

50歳以上のかたはワクチンを接種することが可能で、発症予防・重症化予防が期待できます。接種希望の場合は、かかりつけ医等にご相談ください。

帯状疱疹ワクチンは、予防接種法で定められた定期予防接種の対象ではないため、接種費用は、全額自己負担となります。

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課保健医療担当
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