スズメバチの巣をみつけたら

更新日:2023年01月31日

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市では危険度の高いスズメバチを駆除しております

 蜂と人とは十分共存が可能です。むしろ害虫を捕食したり、花粉を運んだりと、恩恵を受けているほうが多いのです。お互いに支障がなければそのまま放置しても差し支えありません。
とはいえ、スズメバチ等は巣を刺激したり,近づきすぎたりすると,巣を守る本能から、刺激に対して激しく攻撃してきますので巣の場所によっては被害防止のため駆除が必要です。
【ハチの様子や巣の形で見分けてください】

 お問い合わせのほとんどがアシナガバチまたはスズメバチの2種類となりますので区別していただくようお願いします。ハチを刺激しないように巣の形状を観察(近づき過ぎるのは危険)していただきます。

撤去の対象となるもの

 市内に居住中の建物を有し、当該建物またはその敷地内にある「スズメバチの巣」で、所有者または管理者から撤去の依頼があったもの。
(注意)隣家などにスズメバチの巣がある場合は、その所有者または管理者から環境課までご連絡をお願いします。

撤去に関する注意事項

  1. 建物の一部を壊さなければならない場合などは、取壊し費用及び修繕費は自己負担となります。
  2. 近隣の建物などにスズメバチの巣が作られた場合は、所有者の了承が得られてからの撤去作業となります。
  3. 閉庁日(土曜日・日曜日・祝日)については、委託業者が休業のため、次の開庁日以降のご対応となりますことをご了承ください。

撤去の対象とならないもの

  1. マンション、アパート等の共同住宅
  2. 工場、倉庫、事務所などの建物であるとき
  3. スズメバチ以外の巣(アシナガバチ、ミツバチなど)
  4. ハチがいない巣(昨年に作られた巣など)
  5. 人通りが少なく、危険性がない(住宅や道路からおおよそ10メートル以上離れている巣)

スズメバチ

 体がガッチリとして砲弾型となっています。大きな種だと4センチ以上もあり凶暴性と毒性が非常に高いので絶対に手で払いのける等はしないでください。
 スズメバチの巣は、何段にもなった巣盤とボール状の外皮があります。(この巣の外皮が鳥のスズメの模様に似ているのでスズメバチと呼ばれているそうです)
 スズメバチと大型のアシナガバチは姿が似ていますが、巣の形で判断できると思います。

(注意)スズメバチは攻撃的で毒性も強く駆除は大変危険です。

スズメバチが巣に止まっている写真

初期段階・とっくりを逆さにした感じ

スズメバチの巣の写真

完成形・出入り口は1つ・中には大量のハチが

木の枝についているスズメバチの巣の写真

うっかり枝切りしたら大変・巣穴から見張りが見てます!

スズメバチの写真

近づくだけで攻撃してくることも

アシナガバチ

 体長2~3センチ程度、その名のとおり長めの足を垂らして飛んでいる姿で判別でき、巣の特徴は巣穴がたくさんあり、シャワーの吹き出し口に似ています。スズメバチほど凶暴性や毒性が強くなく、市販の蜂用スプレー式殺虫剤で駆除が可能なことから、市では駆除していません。

アシナガバチの写真

アシナガバチ・足をだらりと下げて飛びます

アシナガバチの巣に大量のアシナガバチが止まっている写真

巣の様子・外皮は無く6角形の巣穴が見える

庭の木についているアシナガバチの巣の写真

庭木に巣が・・・

棒についているアシナガバチの巣の写真

こんなところにも・・・

 アシナガバチをご自分で駆除する場合は、暗いとき(できれば夜)に巣に向かってハチ駆除用のスプレーを風上より一気に噴射してください。その際、体の露出を少なくし厚手の素材でなるべく白系のものを身に付けます(黒い色に攻撃してくる習性があります)また、頭を帽子などで保護することを忘れずに。完全にハチがいなくなったらほうきなどで叩き落してください。
(注意)アシナガバチなどは基本的には巣を刺激しない限り無意味に襲ってはきませんが、除草や掃除等で間接的に刺激をあたえてしまったり、オオスズメバチのように地中に巣のある種は、知らないうちに踏み込んでしまい被害にあうことがありますので事前に周りを確認して作業してください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課環境衛生担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線282・283)
0480-31-8409(直通)
メール:kankyou@city.shiraoka.lg.jp
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