「人・農地プラン」から「地域計画」へ

更新日:2025年03月27日

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「人・農地プラン」から「地域計画」へ

これまで、地域での話し合いにより「人・農地プラン」を作成・実行してきましたが、農業経営基盤強化促進法の改正に伴い、令和5年4月より、地域農業の在り方を示した「人・農地プラン」が「地域計画」として法定化され、「目標地図」を新たに作成することが義務付けられました。
「目標地図」は10年後の1筆ごとの農地を、どの担い手に集積・集約するかを表した、地域利用の将来図となるものです。
市では、法律に基づき、令和7年3月までに、地域・農業者・関係機関との協議を経て、地域計画を策定・公表することとしています。

地域計画とは

集落・地域での話合いをもとに、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など、集落・地域が抱える「人と農地の問題」を解決する「未来の設計図」(人・農地プラン)と目標地図を合わせたものが「地域計画」です。

 

地域計画の主な手順は以下のようになります。

 

1.各地区でアンケートを実施します。

2.地域農業の将来の在り方を検討する協議の場を設けるため、農業者の皆さんや農業関係者の方々と調整を行います。

3.アンケート結果などから作成した資料等を参考に、農業者を中心に農地集積化に関する将来方針や農地の出し手・受け手の意向の把握や地域計画策定に定められている項目などを協議します。

4.市が協議の結果を取りまとめて公表します。

5.農業委員会は、農地の出し手・受け手の意向を踏まえ、10年後に目指すべき農地利用の目標地図の素案を作成します。

6.市は、地域計画の素案を作成し、素案の説明会の実施や、農業共同組合、土地改良区など関係者の意見を聴取します。

7.市は、関係者の意見を踏まえて地域計画の案を作成し、2周間の縦覧を行います。

8.市は、縦覧後に地域計画の策定について公告をします。

地域の農家等の皆さんへ

「地域計画」は、地域の皆さんが主役となって話し合いを行い、作成を進めていくものです。
市では、そのサポートをさせていただきますので、地域で話し合いを行いたいというご要望がございましたら、農政課までご相談ください。

また、農地中間管理事業により、農地の受け手または出し手となりたい方は、同様に農政課までご相談ください。

協議結果の公表

農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定に基づき、協議の場の結果を公表します。(協議の結果のまとまった順に公表します。)

 

01 協議結果(柴山裏地区)(PDFファイル:164.1KB)

02 協議結果(実ケ谷・千駄野地区)(PDFファイル:175.8KB)

03 協議結果 大山地区(荒井新田)(PDFファイル:188.5KB)

地域計画が策定されました(令和7年3月27日更新)

下記の地区について地域計画を策定したので、農業経営基盤強化促進法第19条第8項の規定により公表します。

なお、地域計画の「4地域内の農業を担うもの一覧」の氏名については農政課で確認いただけます。

1 柴山裏地区(しば山裏)

2 実ケ谷・千駄野地区(実ケ谷、千駄野)

3大山地区(荒井新田)

(参考)実質化された人・農地プランについて(令和5年12月18日更新)

  • 人・農地プランとは
    担い手の高齢化や後継者不足等により、農業を取り巻く環境は厳しくなっています。
    こうした中で特に持続可能な力強い農業を実現するためには、基本となる人と農地の問題を一体的に解決していく必要があります。
    人・農地プランは、今後の農業の在り方を地域の話し合いをもとに策定する計画です。
  • 人・農地プランの「実質化」とは
    人・農地プランの実質化とは、地域の農業・農地をしっかりと守るため、地域農業の現況、将来に向けた課題、今後の中心経営体への農地集積等の将来方針の作成に向けて、アンケートや地図を活用し、地域の話し合いにもう一度取り組むことを言います。
  • 人・農地プランの公表
    白岡市において、人・農地プランの実質化に取り組んでいる下記地区のうち、これまでの取り組みによって実質化された地区の「人・農地プラン」を公表します。

この記事に関するお問い合わせ先

農政課農政担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線242・243)
0480-31-8495(直通)
メール:nousei@city.shiraoka.lg.jp
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