通電火災対策

更新日:2023年01月31日

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通電火災とは

 「通電火災」とは、地震、台風等の自然災害の影響により、停電から電気が復旧することによって発生する火災のことをいいます。
 過去の大震災における火災の要因であり、近年では台風による風水害により長期の停電が原因となっています。

通電火災の主な原因

  • 地震による停電が発生した後に電力が復旧した場合
    • 損傷していた配線などに通電し、発熱発火する。
    • 転倒していたヒーターに可燃物(カーテン、じゅうたん等)が、接触した状態で通電し着火する。
    • 再通電時に発生した電気的火花が、漏れ出たガスに引火、爆発する。
  • 風水害により停電した後に電力が復旧した場合
    • 浸水や雨漏りによる、電化製品の基板等の損傷により、通電時にショートが生じ発火する。
    • コンセントに水分が付着し、再通電時にトラッキング現象が生じ発火する。

 

通電火災の予防について

  • 停電発生した時
    • 電化製品のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く。
    • 自宅から離れる際はブレーカーを落とす。
  • 電力が復旧した時
    • 浸水などにより電化製品が破損していないか、配線やコードが損傷していないか燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確認してから電化製品を使用する。
    • 建物や電化製品等には外見上の損傷がなくても、壁内の配線の損傷や電化製品内部の故障している場合もある。通電後、長時間経過したのち、火災になることがあるため煙の発生などの異常を発見した際は直ちにブレーカーを落とし、消防機関に連絡する。
  • 日頃からの備え
    • 漏電ブレーカーや、配線の損傷や短絡を検出し電気を自動で遮断するコード短絡保護機能が内蔵された住宅用分電盤を設置する。
    • 地震発生時に設定値以上の揺れを感知した時にブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める感震ブレーカーを設置する。

この記事に関するお問い合わせ先

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