多様な性のあり方について知りましょう

更新日:2023年03月09日

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だれもが自分らしく

自分らしいと感じる性のあり方は、人それぞれ違い、自由なものです。

自分自身を含め、関わる人々がどんな性のあり方であっても、枠にはめすぎないとらえ方がとても大切です。だれもが自分らしく、安心して暮らしていけるよう、多様な性に関する理解を深めましょう。

レインボーフラッグとALLY(アライ)

なしりんなしべえレインボーフラッグ

【レインボーフラッグ】

LGBTQの社会運動を象徴する旗。性の多様性を尊重する姿勢を表すシンボルとして「6色の虹」が用いられます。

赤:生命、橙:癒し、黄:太陽、緑:自然、青:調和、紫:精神

【ALLY(アライ)】

英語で支援者、味方を表す言葉で、多様な性について理解している人、支援している人、支援したいと思う人のことを指します。企業や団体も含みます。

ALLYになるための難しい条件はなく、多様な性について知り、差別的な発言をしない・させない等、性的マイノリティの方の気持ちに寄り添うことができれば大丈夫です。

 

市では、市内公共施設に多様な性に関するポスターを掲示しています。市内の医療機関等にもポスターの掲示にご協力いただいています。

LGBTQ・パートナーシップ宣誓制度ポスター(JPEG:590.9KB)

性を構成する様々な要素を知りましょう

性のあり方は主に次の4つの要素の組み合わせからなると考えられています。それぞれの要素は誰もが持っているもので、組み合わせは多様です。

性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとってSOGI (ソジ) という言葉が用いられることもあります。

性的指向【Sexual Orientation】

恋愛感情や性的な関心がどの性別に向いているか。

「好きになる性」ということもあり、異性愛や同性愛、両性愛など、様々なかたちがあります。

性自認【 Gender Identity 】

自分の性別をどう認識しているか。

「男性」や「女性」という認識だけでなく、中間やどちらでもない、こころと身体の性が一致しない、違和感がある等、そのあり方は多様です。

身体の性・戸籍の性

出生時の身体の特徴によって割り当てられた、戸籍に記載されている法律上の性別

性表現・表現の方法

服装や言葉づかい、しぐさ等、自分の性をどのように表現しているか

LGBTQについて知りましょう

性のあり方が多数派(出生時に割り当てられた性別に違和感がない異性愛者)と異なる人たちを性的マイノリティ(性的少数者)といいます。

「LGBTQ」は、性的マイノリティを表す総称のひとつとして使用されている言葉で、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングの頭文字をとっています。

なお、こういった言葉にとらわれたくない、決めてほしくない方もいます。あくまでも一つの呼称として認識しましょう。

Lesbian(レズビアン)

自分を女性として自認し、女性を好きになる人。女性同性愛者

Gay(ゲイ)

自分を男性として自認し、男性を好きになる人。男性同性愛者

Bisexual (バイセクシュアル)

異性を好きになることもあれば、同性を好きになることもある人。両性愛者

Transgender(トランスジェンダー)

生まれた時に割り当てられた性別と自認する性別が異なる人、違和感がある人

Questioning(クエスチョニング)

性的指向や性自認が明確ではない人。特定のあり方に属さない人。セクシュアリティを決められない、分からない、決めない等

身近な人を傷つけないために

性的マイノリティの方は、社会において十分な理解が得られず、偏見の目を向けられたり、職場で不適切な扱いを受けたり、学校等でいじめの対象になってしまうことがあり、生きづらさを感じている方が多いです。

また、性的マイノリティの割合は、左利きや血液型がAB型の人口割合と同じくらいと言われています。自分の周囲にはいないと思っている方も、不用意な発言や表現などで、知らないうちに身近な人を傷つけてしまっているかもしれません。

相手の性別を見た目だけで判断したり、異性恋愛が当たり前と決めつけたりせず、どんな性のあり方であってもその人らしさを尊重しましょう。

ご本人も、身近な人も、悩みや気持ちを話せる場所があります

「白岡市パートナーシップ宣誓制度」をスタートしました

令和5年1月1日から「白岡市パートナーシップ宣誓制度」を開始しました。

この制度は、パートナーシップの関係にある二人の宣誓を、市が尊重し、パートナーシップ宣誓証明書(以下「証明書」という。)を交付するものです。

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