水道事業の運営に関すること

 白岡市の水道事業は、昭和33年に創設認可を受け、人口増加等の水需要に対応するため、創設から6度の拡張を行い、安心で安全な水道水の供給に努めてまいりました。
 しかしながら、今後の人口減少等に伴い、料金収入が減少していく一方で、老朽化した施設の更新費用の増大が見込まれるなど、その経営を取り巻く環境は、年々厳しさを増していくことが予想されております。
 このような厳しい経営環境の中にあっても、確実に水を供給できる体制を維持するため、水道事業の基本計画である「白岡市水道ビジョン」の「未来へつながる安心・安定な水道」という基本理念を継承しつつ、水道に求められる「安全」「強靭」「持続」の三つの観点を踏まえ見直しを行い、新たに、「白岡市水道事業ビジョン」を策定いたしました。
 本計画は、計画期間を令和2年度から令和11年度までの10年間とし、計画的かつ合理的な経営による事業経営基盤の強化を目的とした「経営戦略」と一体的に策定したものです。

 市では、災害発生時などに水道水を速やかに確保するための応急対策について、「白岡市地域防災計画」に即した応急給水及び応急復旧作業等を円滑に実行するため、「白岡市水道事業危機管理マニュアル」を策定しています。
 今般、白岡市地域防災計画で想定する地震との整合を図るとともに、機構改革に伴う体制整備を図るため一部見直しを行いました。
今後も防災担当部局との連携のもと、体制の充実を図り、迅速でスムーズな危機対応が図れるよう取り組んでまいります。