受付日 令和4年9月4日 「市長への手紙」の内容と回答 / 学校周辺工事の早めの周知をお願いいたします

白岡市議会(9月定例会)を傍聴させていただきました。白岡中学校東側の、白岡中央総合病院の新築移転に係る市の取り組みについての報告がありました。新設する道路については方向性が概ね決定し、道路整備は今年の秋頃から始まるとの事でした。

整備される道路の一部は、篠津小、白岡中、篠津中の通学路になっています。大きな工事になりそうですが、近くの学校へ通う子どもを通じての工事の連絡はありません。連絡がどこまで届いているのかを担当課に聞きに行きました。

道路課から担当の医療福祉拠点整備推進室に案内してもらい、説明を聞きました。新設道路の形状については、昨年10月に行われた地権者対象の説明会で、ほぼ決まっていたと聞きました。道路工事の着工は 、稲刈り後10月以降と聞きました。また、各学校の校長先生には事業を進めることを説明してあると聞きました。

その後、教育指導課に行き、通学路担当の方に対応していただきました。医療福祉拠点整備推進室の2名の職員の方も加わり説明していただきました。子どもたちの登下校や下校後の安全、音などによる学校生活への影響を考え、工事については早めに児童生徒、保護者に周知して欲しいとお願いしました。

周知出来ない理由があると説明を受けました。

1. 工事が計画通り進まない場合があり、着工が遅くなったり早くなったりして、お知らせした方に迷惑をかけてしまう。
2. 土地の買収が終わっていない。地権者の方から「契約が済んでいないのに計画を進めるとは何事だ」とお叱りをうけると土地の買収が進まなくなる。
3. (買収予定地の土地は細かくなっている。土地が小さくても1件づつ手続きをしなければならない。時間がかかってしまう。

というお答えでした。

また、工事の前には保護者へお知らせするが、新設道路の見取り図を使っての詳しいお知らせは難しいとの事でした。

道路整備や病院の移転により交通量が増えることを見込んで、周辺道路を拡張していく計画があると聞きました。道路構造の変化により、県道78号線から渋滞を回避する車が流入し、周辺通学路が「抜け道」となる可能性が感じられます。

子どもたちが安全に学校へ通い、安心して学べる環境を作ることは、大人たちの大切な役目だと思います。工事区画、工事区域、開発の内容、車両出入口、警備員の配置等、危険回避のための情報を児童生徒、保護者に伝えていただきたいです。工事についての早めの周知と、丁寧な説明をお願い申し上げます。

（40代）

 ○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。

御意見をいただきました「学校周辺工事の早めの周知をお願いします」につきまして、次のとおり回答いたします。

市では、白岡中央総合病院の新築移転に先立ち、白岡中学校周辺区域の道路整備を計画しております。

現在、第1期目として白岡中学校東側の道路の設計及び用地買収を進めているところでございます。

工事の詳細につきましては、実施中の設計や用地買収が完了し、スケジュール等が確定した段階で保護者の皆様にお知らせする予定でございます。

皆様への周知の方法につきましては、市教育委員会や学校と調整してまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。

なお、白岡中央総合病院の工事につきましても、皆様に丁寧に説明をしていただけるよう病院側に要望してまいります。

お手紙への回答は以上のとおりです。

私は、市民参加のまちづくりはとても大切なことだと考えております。

これからも御意見などお気づきの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。