受付日 令和4年9月11日 「市長への手紙」の内容と回答 / 大山小学校の鼓笛隊廃止について

大変お世話になっております。

この度、大山小学校で鼓笛隊が廃止になってしまうというお手紙が配られました。自分も学生の頃に運動会や演奏会などで活動していて、協調性や団結力が高まるなど学校生活の中で、とても思い出に残る行事のひとつだと考えます。近年は生徒数の減少や先生方の人手不足で時間がとれなくなってしまっての廃止だとお聞きしたので、講師やボランティアを募りなんとか継続させる方法はありませんでしょうか。早急に前向きな検討をお願い申し上げます。

（30代）

 ○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。

御意見をいただきました「大山小学校の鼓笛隊廃止」につきまして、次のとおり回答いたします。

まず、この度の大山小学校において鼓笛隊を廃止することについてですが、教育委員会を通して、学校に確認したところ、校長の最終的な判断として、学校の実態や学校経営上の観点、職員へ行ったアンケート調査等を総合して、苦渋の決断として廃止の決断に至ったとのことです。

鼓笛隊については、子ども達にとりましても学校生活の中で、思い出に残る行事のひとつでありますし、運動会での演奏は保護者や地域の皆様に愛されてきた活動のひとつであると認識しております。そのような活動ではありますが、近年の児童数の減少により鼓笛隊を編制していくことの難しさという面では、これまでも金管楽器を廃止したり、リコーダーを習い始めたばかりの3年生を鼓笛隊の一員にしたりするなどの現状が挙げられます。また、休み時間には、5・6年生において委員会の活動があるため、これまでも少なくない子ども達が鼓笛の練習に参加できない等の状況も起きておりました。これらは一例ではありますが、総合的な観点から判断しての鼓笛隊廃止という決断に至りました。

今後におきましては、音楽の授業時間を中心として楽器に親しむ活動の充実を図るとともに、市内音楽会に向けての取組等を通して、音楽活動の充実をより一層図っていく方向にあることを学校に確認しております。

保護者や地域の皆様の御意見をお聞きすることは、学校経営において非常に重要なこととして捉えております。お手数ではありますが、よろしければ、機会を捉えて貴重な御意見を学校にもお伝えいただければと思っております。御理解を賜りますようお願い申し上げます。

お手紙への回答は以上のとおりです。

私は、市民参加のまちづくりはとても大切なことだと考えております。

これからも御意見などお気づきの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。