受付日 令和4年9月16日 「市長への手紙」の内容と回答 / 「防災の日」における「安否確認」訓練の実施について

更新日:2023年08月16日

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「防災の日」における「安否確認」訓練の実施について

沖山行政2区では毎年秋に沖山1区と合同で防災訓練を消防協力のもと実施しています。

しかしながら昨年、一昨年の2年間は新型コロナ感染拡大防止の観点から中止せざるを得なくなり、昨年3密を避けた防災訓練模索したところ、安否確認なら問題無しとの判断で、沖山2区だけの試みとして安否確認のための「無事ですタオル」を区民全戸に無料配布して、玄関先や外から見える場所に掲示し、その後役員が巡回して安否を確認する訓練を実施しました。初めての試みという事もあり、区民の防災意識と関心が懸念されましたが配布直後という事もあり、全体の53%の区民が参加協力してくれました。

そこで合同防災訓練とは別に、今年から沖山2区だけで防災の日9月1日に安否確認訓練を実施することにしました。今年は回覧だけの通知でしたのでどれほどの協力が得られるのか多少の心配もあり、市の安心安全課にお願いして沖山2区限定の防災無線放送を流しました。これが功を奏したのか今年も50%弱の区民の参加協力を得ることができました。さらに区民の参加協力者を増やすべく来年度以降も防災の日「安否確認の日」と位置付けて継続していく所存です。

この件に関しては、先般の自主防災会総会において各行政区長に「安否確認訓練」を防災の日に実施してもらえるようにお願いをした次第です。今後はこの輪をさらに広げて各行政区にも実施を要請、白岡市全体の行事として全市民に周知してもらえることを希望しています。

当行政区も含めて「ひとり暮らし」の高齢者は年々増加傾向にあり、安否確認は益々重要になってきています。1年に一度でも災害の危機意識の認識と同時にこの様な日があっても良いのではないかという考えに至りました。

また安否確認タオルについては防災訓練費として、200円/世帯の助成金が市より支給されます。タオルは220円/個(税込)ですから行政区の負担もそれほど心配する必要はないかと思います。是非ご一考いただければ幸甚に存じます。

(70代)

回答

 ○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。

御意見をいただきました「防災の日における「安否確認」訓練の実施」につきまして、次のとおり回答いたします。

○○様には、日ごろから自主防災組織の運営・活動御協力をいただき感謝申し上げます。

さて、内閣府では、広く国民が災害について認識を深め、被害の軽減などに資するため、毎年9月1日を「防災の日」と定めております。

本市におきましても、「防災の日」に併せて、毎年、広報しらおか9月号に地震への備えなどに関する特集記事を掲載しているところでございます。

御提案のタオルや旗を使用した安否確認訓練につきましては、平成24年度に市内の自主防災組織が取組を開始し、現在のコロナ禍において、人との接触を控えて実施できる訓練として、ここ数年、実施する組織は増加傾向にあります。

自主防災組織の訓練につきましては、地域の実情に応じて、情報伝達訓練、消火訓練、避難訓練、救出・救護訓練などを年間事業計画として定めて取り組まれているところでございます。一部の自主防災組織においては、安否確認訓練に重点を置き、毎月実施されている組織もございます。

このようなことから、自主防災組織の訓練につきましては、地域の実情を踏まえた訓練をそれぞれの組織で主体的に検討し、実施していただくことが、地域の防災力の向上につながるものであると考えておりますが、御提案いただきました内容は、市民の皆様が災害に強い地域づくりを担う一員として、防災意識の向上にも寄与するものでございますので、今後、自主防災組織連絡協議会を通じて安否確認訓練の実施に向けた普及啓発に努めてまいります。

お手紙への回答は以上のとおりです。

私は、市民参加のまちづくりはとても大切なことだと考えております。

これからも御意見などお気づきの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。

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