受付日 令和4年8月1日 「市長への手紙」の内容と回答 / 濃厚接触者の抗原検査キット配布について

「市長への手紙」の内容と回答

この度、わたくし自身が突如コロナに感染しました。

同居家族の献身的な支えがあり、無事に回復傾向にあります。

感染当初は体調が非常に悪く、病院へ検査の為の連絡をするのも大変で、また感染爆発に伴う医療逼迫により検査を受け入れてもらえる病院もなかなか見つかりませんでした。午前中だったにもかかわらず20件はお断りされました。そんな中でも、なんとか市外の病院を見つけ出し解熱剤を服用して診療してもらいました。結果は陽性となってしまい自宅療養となりました。

今回わたしの体験した件で思ったのは、同居家族の抗原検査キットの無料配布についてです。今の規定を拝見すると同居家族無症状の場合は、何も無いということです。陽性者の1番近くで献身的に支えている同居家族に抗原検査キットは配られない。あくまで症状が出たら医療機関へ問合わせとありました。これでは、感染者も家族も不安です。また、家族は感染者と接触して3日後に抗原検査で陰性となれば解除と書いてありましたが、まず、どこにも検査キットは売り切れていて買うことができません。どうか、同居家族のために抗原検査キットの無料配布をご検討ください！戸田市はすでに始めているそうです。白岡市もぜひ、早急に始めていただきたいです！経済を止めないためにもぜひ、ご検討ください。

（40代）

 ○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。

御意見をいただきました「濃厚接触者の抗原検査キット配布」につきまして、次のとおり回答いたします。

新型コロナウイルス感染症につきましては、今年の7月に入ってから急速に感染が拡大し、当市においても1日あたり100人を超える陽性者が発生している日もございます。

お手紙にもございましたが、現在、医療機関には多くのかたから問合せが集中し、受診や検査の予約が取りにくい状況が続いております。検査に必要な検査キット等も不足しているため、○○様も医療機関の受診に大変ご苦労されたことと存じます。

現在、埼玉県では、埼玉県受診・相談センターや県民サポートセンターで受診先の相談に応じるとともに、ホームページに埼玉県指定診療・検査医療機関検索システムを掲載し、医療機関の照会を実施しております。

また、7月20日から50歳未満で症状がある方への抗原検査キットの無料配布を開始し、検査結果が陽性の場合はオンラインによる医師の確定診断を受けられる体制を整備いたしております。

なお、市の公式ホームページにおいても埼玉県の各種サービスのページにリンクを設定して御案内しておりますので、状況に応じて必要なサービスを御利用いただきたいと存じます。

市といたしましても、何らかの形で検査キットの配布が実施できないか検討しているところでございますが、現時点では、埼玉県の実施する対策事業に協力してまいりたいと存じますので御理解と御協力をお願いいたします。

お手紙への回答は以上のとおりです。

私は、市民参加のまちづくりはとても大切なことだと考えております。

これからも御意見などお気づきの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。