受付日 令和4年5月16日 「市長への手紙」の内容と回答 放課後こども教室について

更新日:2023年08月16日

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放課後こども教室について

白岡市でも放課後子ども教室を開催してくださっていますが、月一度程度の開催で、限られた小学校でのみとなっているのは何故ですか。
予算や空き教室など様々な理由がある事は承知していますが、他県での放課後子ども教室は週3~5日が多く、何かを学ぶ事に重きを置いている白岡市とは異なり、放課後の子どもの居場所づくりに重きを置いているように感じます。放課後子ども教室は、もっと自由でも良いのではないでしょうか。
子どもが通っている小学校の近辺は新築の家が立ち並び、これから子どもの人数も増えていくだろうと予想されます。学童に入れさせたい家庭も多いと思いますが、今年度も学童に入ることができなかったという家庭も多いです。
子どもの帰宅を1時間遅らせられたら仕事を続けられるのに、学童に入れず留守番もさせられず、仕事を辞めなければならない親もいます。そんな時に、放課後子どもが安心していられる居場所があれば親としては大変ありがたいです。
また、学童に通っていても、小さな教室で走り回ることが出来ずストレスが溜まってしまうような子も、体を動かせるような居場所があれば先生から叱られることもなくなります。
放課後の子どもの居場所が学童一択なのではなく、放課後子ども教室や民間学童(誘致して欲しいです)など、子どもや家庭の事情で選ぶことができるようになると、子どもがもっとのびのびと生活できるのではないでしょうか。
(年齢不明)

回答

 ○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
御意見をいただきました「放課後こども教室について」につきましては、次のとおり回答いたします。
放課後子ども教室につきましては、令和3年度から国及び県の補助金を活用し開始した事業でございます。本事業は、学校にコミュニティ・スクールが導入されていることが補助要件となっており、令和元年度からコミュニティ・スクールを導入し、地域住民が学校運営に参加する体制が確立されていることから菁莪小学校で実施したものでございます。
菁莪小学校放課後子ども教室の参加児童及び保護者にアンケートを行い、実施日数について伺ったところ、32家庭のうち30家庭の方が月1回または2回と回答されましたことから、今年度の菁莪小学校では年8回から年12回に増やして開催いたします。さらに、参加児童からは、「低学年から高学年まで一緒に体験するので、高学年は物足りなかった。」、「外で遊びたかった。」、「毎回グループが変わらないので、他の人とも遊びたかった。」などの御意見がございましたことから、今年度は、参加児童に「やりたいこと、やってみたいこと」を聞きながら、臨機応変に対応する予定でございます。
放課後子ども教室の開催日数や受入児童人数につきましては、コーディネーターや教育活動サポーターなどのスタッフの確保・活動時間等が課題となっていることから、現状で週3~5日の実施や大人数の受入は、安全・安心な居場所の提供に支障をきたすものと考えております。
なお、当市では、今年度からの市政運営の指針として第6次白岡市総合振興計画を策定しており、10年後の目標として、小学校全6校で放課後子ども教室を実施することとしておりますことから、課題を解決した上で、学校と協議・調整しながら、順次、放課後子ども教室を他校へ拡大してまいります。
また、○○様の御意見の「民間学童保育所の誘致」につきましては、現在予定はございませんが、第2期白岡市子ども・子育て支援事業計画に基づき、公設の学童保育所の整備を進め、待機児童の解消に努めてまいりたいと考えております。
私といたしましては、ニーズを的確に把握し、子どもたちが心豊かで健やかに成長していく環境づくりに努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
お手紙への回答は以上のとおりです。
私は、市民参加のまちづくりはとても大切なことだと考えております。
これからも御意見などお気づきの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。

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