受付日 令和5年1月5日 「市長への手紙」の内容と回答 いじめや不登校児童。学校のいづらさを少しでも改善してほしい。

更新日:2023年01月31日

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いじめや不登校児童。学校のいづらさを少しでも改善してほしい。

市内中学校に通う児童を持つ母です。
私の子どもが通う学校(クラス)では、不登校やいじめが散見されました。
埼玉県ではいじめ撲滅キャンペーンなるものをしていますが、それが機能しているのか疑問です。
中学校は社会勉強、嫌な事が社会に出てもある。
我慢しろという教育は時代遅れであり思春期の嫌な気持ちやいじめ体験は大人になってもしこりになり残ります。
自己肯定感が下がる一方であり、将来を担う子ども達にとって何もプラスにはなりません。
学校内でも相談室などがありますが児童が自ら訪れるにはなかなか勇気がいる事だと思います。
学校以外のコミュニケーションも増える中LINEやSNSなどで『学校外』でもいじめもあります。
子ども達に向けて、また保護者に向けて更に教職員に向けてもう一歩踏み込んだ啓発をしていただきたいと切に願います。
(40代)

回答

○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
御意見をいただきました「いじめや不登校に関して、学校のいづらさを少しでも改善してほしい」につきまして、次のとおり回答いたします。
いただいた御意見のとおり、思春期における嫌な思いやいじめ体験は、生徒の自己肯定感の低下につながるものであり、学校におけるいじめや、それを原因とした不登校はあってはならないものであると考えます。
御指摘をいただきました「いじめや不登校に関する子ども達、保護者、教職員に向けてのもう一歩踏み込んだ啓発」についてですが、教育委員会に確認したところ、まず、いじめや不登校については、学校と教育委員会が日頃から連携し、早期発見、早期対応に努めております。
次に、子ども達への啓発については、道徳科や学級・ホームルーム活動などの時間に、児童生徒が「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」ができる人権感覚を身に付けるよう、教材をもとに児童生徒同士で話し合ったり、いじめ場面のロールプレイを行ったりするなど、体験的な学びの機会を設定しており、今後も、教職員に対する研修の機会も設定しながら児童生徒への啓発の一層の充実を図り、いじめを生まない学校づくり・学級づくりを目指しております。
また、いじめの未然防止、早期発見、早期対応のためには、学校だけでなく、保護者や地域、関係機関との連携も欠かせないものであり、今後は、各校のホームページを活用した保護者、地域への啓発や、学校運営協議会の場でいじめ防止について議論するなど、連携を一層深めるとともに、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、警察署等の関係機関とも連携を図りながら、全ての児童生徒にとって安全で安心な学校を目指してまいります。
お手紙への回答は以上のとおりです。
私は、児童生徒の生命を守ることは何より大切なことだと考えております。
これからも御意見などお気付きの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。

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