受付日 令和5年1月31日 「市長への手紙」の内容と回答 小学校におけるPTA活動について

更新日:2023年02月20日

ページID : 5353

小学校におけるPTA活動について

市内の小学校に子供を通わせている母親です。
PTA活動には賛成ですが、改善すべき点もあると感じております。
PTA活動の主幹が市ではないことは承知しておりますが
子育て支援の一環として、現状を把握していただき、適切な改善を行っていただきたく
お手紙を書かせていただくことにしました。
実際に、コロナウイルスの影響でバザーやラジオ体操などのPTA活動を縮小したところ、
役員の立候補者が例年より増加しました。
負担軽減に魅力を感じた方が多数いたことが要因のようです。
これこそ、保護者のニーズなのではないでしょうか。
また、PTA活動を時代にあった内容に整備することは、
子育てしやすい街、魅力あるまちづくりにつながっていくと考えております。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討いただけますようお願いいたします。

【要望事項】
市が主体となって、教職員と保護者宛にアンケートを実施し、
現在のPTA活動状況を把握していただくとともに、
今後の方向性についての関係者の意見を集約してください。
また必要があれば、改善してください。
 

【課題と解決案】
下記に、私自身が感じたり、見聞きした課題を記載させていただきます。
市内のすべての学校、また役員業務全般について把握しているわけではないため、
過誤がありました際にはご容赦ください。

  1. 役員活動について
    (1)活動日
    共働き世帯の増加により、平日中心の役員活動に参加したくても参加できない方もいるようです。
    →現在の職務内容による役員分けから、活動日や時間により役員を設置してはいかがでしょうか。(土日や各種行事のみ、など)

    (2)規約の明文化、統一
    役員活動の一部で(会議など)、未就学児を連れての参加が、暗黙のルールで禁止されているようです。
    →可能であれば、未就学児を連れての活動を許可してください。
    不可とのことであれば規約に明示してください。
     
  2. 旗当番について
    (1)個人情報保護法の改正による影響立哨担当者の名簿を作成できなくなり
    担当者間で連絡先を把握できなくなりました。
    そのため、当番の交換などが発生した場合、
    全世帯の連絡先を把握している役員が担当者同士を仲介しており、
    業務の負担が増大しております。
    →アプリを活用するなどし、役員が関与することなく運用できるようにしていただけると助かります。

    (2)免除条件の差
    小学校によって、未就学児がいる家庭を旗当番免除にするか、否か、ルールが分かれているようです。
    →未就学児を連れての旗当番は危険です。
    未就学児がいる家庭は、市内統一ルールで免除していただけないでしょうか。

    (3)負担の増加
    女性の有職率増加により、保護者のどちらかが立哨時に仕事を休んだり、
    また祖父母が立哨したりしている場合もあるようです。
    また、少子化により、年々、立哨回数が増加し、さらに担当場所によっても回数に差があります。
    加えて、自身の子供の通学ルート以外で、保護者が立哨担当になっているため、
    子供の登校時間より早く保護者が立哨場所に向かうケースもあります。
    →そもそも、旗当番を廃止することはできないのでしょうか。
    シルバー人材の活用等、様々な代替案があると考えます。
     
  3. 登校班編成について
    班編成は、毎年役員が中心となって、自宅の位置などを考慮し、編成しております。
    (1)編成方法について
    役員が各家庭の状況を把握することに嫌悪感がある方もいるようです。
    →各地に集合地点のみを作って、各自で拠点を選択したり、役員が関与しなくても
    安全に運用することできないのでしょうか。
    以上

(年齢不明)

回答

○○様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
御意見をいただきました「小学校におけるPTA活動」につきまして、次のとおり回答いたします。
御指摘をいただきました「市が主体となって、教職員と保護者宛にアンケートを実施し、現在のPTA活動状況を把握するとともに、今後の方向性についての関係者の意見を集約、改善してください」につきましてお答えいたします。
市内の小・中学校の運営に関しては、私に権限がないため、PTA活動に関する御要望等について教育委員会に確認しました。
現在、市内小・中学校のPTA活動における課題につきましては、PTA会長及び副会長、校長、教頭等で構成されております白岡市PTA連絡協議会において情報を共有するとともに、改善に向けて取り組んでいるところでございます。
教育委員会では、現在のPTA活動の状況について、白岡市PTA連絡協議会と情報共有を行い、現状と課題について把握しているところであり、今後も、各学校の状況に応じたPTA活動が行われるよう、負担軽減等に係る優良な取組事例について、PTA連絡協議会を通じて提供してまいります。
今回いただきましたPTA活動の課題と解決策についての御意見は、教育委員会から市内小・中学校のPTA会長にお伝えいたしまして、引き続き活動の支援を行って参りたいと存じます。
お手紙への回答は以上のとおりです。
私は、市民参加のまちづくりはとても大切なことだと考えております。
これからも御意見などお気付きの点がございましたら、御遠慮なくお寄せいただきたいと存じます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策課秘書室
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所3階)
電話:0480-92-1111(内線348・349 )
0480-31-8891(直通)
メール:kikaku@city.shiraoka.lg.jp
お問い合わせフォームはこちら