受付日 令和5年5月3日「市長への手紙」の内容と回答 中学生の自転車通学についての進捗確認について

更新日:2023年08月16日

ページID : 5957

中学生の自転車通学についての進捗確認について

2020年12月の白岡市議会定例議会一般質問において市議より以前から多くの保護者や生徒が切望している中学生の自転車通学についての質問がありました。
教育委員会からは「PTAと協議していく」
と答弁されていましたが、その後の進捗はいかがでしょうか?

そもそもPTAは入退会自由な任意団体であり全保護者の総意ではなく保護者の代表でもありません。
一任意団体と協議するのではなく、教育委員会または学校長から全保護者に対してアンケート等を取るようお願いいたします。

片道2〜3km以上を携帯電話も時計も携帯不可、重い荷物を持ち、民家も人気もない道が通学路になっている子もいます。子供を狙った犯罪も増えてきています。長い距離を歩いて通わせる事にとても不安を感じています。
防犯面、健康面等も踏まえ希望者は自転車通学ができるようにしてください。
部活動の対外試合時に自転車使用するのと、通学時では何が違うのでしょうか?
自転車通学は危険なのでできません。決まりなのでできません。といつもご回答されますが、明確な根拠やデータはあるのでしょうか?
規則を変えたり、ルールを変更する事をめんどくさがっているようにしか見えません。
一方的なルールで子供たちを縛り付けたり、理不尽に我慢させる事なく安全に過ごせるよう時代に合った規則の変更、環境を整えていくことが大人の使命役割だと思います。
以上の件、ご回答の程、宜しくお願いいたします。

(40代)

回答

◯◯様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
御意見をいただきました「中学生の自転車通学についての進捗確認」につきまして、次のとおり回答いたします。
〇〇様御指摘のとおり、長い距離を徒歩通学する生徒に健康面や安全面で不安がある点については十分認識しておりますが、他方、徒歩より危険度が増す自転車通学において、交通事故から生徒の生命を守ることが何より大切なことであると考えているところでございます。
現在の中学生の自転車通学問題の進捗状況について、教育委員会に確認をいたしました。
教育委員会では、自転車通学に関する検討委員会設置の準備を進めているところでございます。
自転車通学の検討にあたって、保護者の皆様の声を聞くことは大切なことから、保護者を対象にしたアンケートの実施も検討しております。また、様々な角度から生徒にとってふさわしい通学方法を考えることができるよう、PTA関係者も含めた、様々な立場の方々から御意見を伺うことも考えております。
現在、登下校中における対応につきましては、「子ども110番の家」の周知、地域やPTAの協力による巡回パトロールの実施等、学校の実態に応じた環境を整えて不測の事態の未然防止に努めているところでございます。
今後とも、自転車通学の可否も含めた安心安全な登下校の環境づくりについて、更なる検討を進めるよう、私といたしましても教育委員会に働きかけてまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
お手紙への回答は、以上のとおりです。
私は、市民参加のまちづくりは、とても大切なことだと考えております。
これからも、お気付きの点がございましたら、御遠慮なく御意見などをお寄せいただきたいと存じます。