受付日 令和5年6月19日「市長への手紙」の内容と回答 新白岡駅前(東西)の統一的なレイアウト

更新日:2023年08月16日

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新白岡駅前(東西)の統一的なレイアウト及び新白岡駅周辺からの公共機関へのアクセス手段につい

新白岡に引っ越してきて23年になる者です。

綺麗な街並みが気に入り、将来の発展を期待して移り住みました。バブル後の不景気もあり ましたが、 新しい住人も増えて駅周辺も若い家族も増えてきている感じがし、人口増による新白岡駅周辺の住宅開発が進んでいます。

しかしながら基本的なインフラが進んでいない為、生活を送るのに不便があります。 また、今後の街の発展のために最低限、下記の改善を要望いたします。

要望 1:行政の計画・指導で新白岡駅前の (東西) 統一的なレイアウトができないか。

新白岡駅周辺の生活インフラがあまりに乏しい。 駅前にスーパー売店、コンビニ飲食店、カフェ等が無い。駅の待ち合わせ、時間調整、ちょっとした買い物をする場所が駅前に存在しない。大学、工業団地の送迎バスで乗降客も増えている。(引っ越してきた当初は、本屋、ドラッグストアがあったが数年で無くなった)

このままでは民間の無秩序な開発で駅周辺のレイアウトが、将来収拾がつかなく なる可能性がある。

要望2:新白岡駅周辺から公共機関等へのアクセス手段の設置。

市役所、図書館等の公共機関、離れたスポーツ施設、スーパー病院等へのアクセスが自家用車しか手段が無い現状である。

高齢化も進んでおり、免許がなければ市役所にも行けない状態になりつつある。タクシーも駅前には殆どいない。徒歩では2.5km以上あり現実的ではない。

新白岡をより魅力的な街にして若い人たちにももっと住みたいまちにしていただきたい。市長、議員各位、行政職員の皆様のより一層のご尽力を期待いたします。

(70代)

回答

〇〇様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
御意見をいただきました「1新白岡駅前(東西)の統一的なレイアウト、2新白岡駅周辺から公共機関等へのアクセス手段の設置」につきまして、次のとおり回答いたします。
 
まず、1点目の新白岡駅周辺地域のまちづくりにつきましては、これまで市の土地区画整理事業や民間開発事業により、良好な都市基盤の整備を進めてまいりました。また、駅周辺ににぎわいを創出するための具体的な取組といたしましては、駅前広場や駅前通りの沿道に面する建築物の1階部分を店舗や事務所等とする規定を都市計画に定め、にぎわいを誘導する取組を進めてまいりました。
しかしながら、〇〇様御指摘のとおり、現状では、飲食店などの立地が少ない状況となっております。
市では、これらの状況を解消するため、商業をはじめとする生活に必要な都市機能を駅周辺に集積し、コンパクトな都市構造への転換を図ることを定めた「白岡市立地適正化計画」を令和4年度に策定いたしました。
また、埼玉県が推進している「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」に参画し、今年度から、住民が主体となり、公共空間などを活用しながらにぎわい創出を図る取組を開始したところでございます。
市といたしましては、これらの計画や取組を地域にお住まいの方々と共有し、確実に推進していくことにより、新白岡駅周辺地域のにぎわい創出、活性化につなげていきたいと考えております。
次に、2点目のアクセス手段の設置につきましては、現在、当市では、オンデマンド型の公共交通として「のりあい交通」を運行しています。
この「のりあい交通」は、高齢者等の交通弱者を主な対象として平成27年4月から本格運行を開始し、市民の皆様の交通手段として通院や買い物などに便利に御利用いただいております。御自宅の最寄りのごみ集積所から市内約280か所に設定した病院、スーパー、駅、公共施設などの目的地にドアtoドアに近い形で御利用いただけることが特徴です。自由度の高い交通手段であることから、近年、導入する自治体が増加しているところでございます。
しかしながら、この「のりあい交通」の運行のみで、地域公共交通の課題や問題点を解決できるとは考えておりません。現在、白岡市地域公共交通会議において、白岡市の交通の今後の態様を協議しておりますので、既存のバス路線やタクシーに加え、新たなモビリティの可能性など、複合的に検討してまいります。
地域公共交通は、市民生活のインフラとして非常に重要な役割を担っておりますことから、将来にわたり持続可能な公共交通の構築に向けて取り組んでまいります。
お手紙への回答は、以上のとおりです。
私は、市民参加のまちづくりは、とても大切なことだと考えております。
これからも、お気付きの点がございましたら、御遠慮なく御意見などをお寄せいただきたいと存じます。