受付日令和5年6月28日「市長への手紙」の内容と回答ライブカメラの設置について

ライブカメラの設置について

今回、お手紙したのは、犯罪が凶悪化し、都会だけでなく、郊外の住宅地や農村部にもグループで強盗に入り、金品を奪うだけでなく被害者にケガを負わせる事件が多発しております。

また、豪雨が多発し、各地で水害の被害に見舞われております。

犯罪の抑止、そして自然災害の状況を把握のため市内にライブカメラを設置されることを提案いたします。

御検討のほど宜しくお願い致します。

（60代）

〇〇様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。

御意見をいただきました「ライブカメラの設置」につきまして、次のとおり回答いたします。

ライブカメラである監視カメラや防犯カメラにつきましては、災害時の迅速な対応や犯罪の抑止効果など、地域の安全向上に貢献するものと存じます。

市といたしましては、河川等への監視カメラや駅前広場等の公共の場への防犯カメラを設置するためには、埼玉県が定める「防犯カメラの設置と利用に関する指針」等に基づきまして、個人情報の保護に留意した上で、運用方法等を定める必要があると考えております。

〇〇様御提案のライブカメラにつきましては、公開を目的としたものと存じますが、市といたしましては、地域において不特定多数の人物をリアルタイムで撮影し、公開することは、個人情報保護の観点から難しいものと考えております。

現在、市では、防犯への取組といたしまして、平成27年度に白岡蓮田環境事業協同組合、久喜警察署、市及び市教育委員会の4者で「地域安全に関する協定」を締結しております。

この協定に基づきまして、市内約1,600箇所のごみ集積所を巡回する収集車両のドライブレコーダーや車載無線機を活用し、不審者等の通報や記録の提供を行う、動く防犯カメラとも言える活動を実施しております。

市といたしましては、引き続き、久喜警察署等と連携を図りながら、御提案いただきました内容や先進事例等を参考にいたしまして、防犯カメラ等の設置について検討してまいります。

お手紙への回答は、以上のとおりです。
私は、市民参加のまちづくりは、とても大切なことだと考えております。
これからも、お気付きの点がございましたら、御遠慮なく御意見などをお寄せいただきたいと存じます。