受付日 令和5年8月4日「市長への手紙」の内容と回答 夏休みの部活動について

更新日:2023年09月15日

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夏休みの部活動について

熱中症警戒アラートが出ているにも関わらず、屋外の部活動が通常通り行われています。
部活後下校中に熱中症で亡くなった中学生がいる、とニュースで取り上げられたばかりですが何か対策はなされないのでしょうか。
我が子も屋外の部活から帰ると、頭痛を訴える日もあり心配しています。

先生個人の判断で、子供達の命が守れるのでしょうか。
しっかりとした決まりを設け、全体で中止などの判断をして頂きたいです。

加えて、中学生の自転車通学を認めて頂きたいです。
猛暑のなか往復1時間以上、重たい水筒を何本も持ち歩いて登校しなければならない子供たちがいます。
それだけでも、身体に大きな負担です。
学校に着いた頃には、既に汗だくの状態で「命に関わる危険な暑さ」の中、激しい運動をします。

それでも、子供たちは決められた事を守り必死に活動しています。
犠牲者がでる前に、早急に対策して下さい!!

回答

〇〇様におかれましては、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
御意見をいただきました「夏休みの部活動」につきまして、次のとおり回答いたします。

〇〇様御指摘のとおり、暑い日の部活動について、健康面、安全面で不安な面がある点については、十分認識しているところでございます。また、熱中症が心配される中、生徒の生命を第一に考えながら活動することが何より大切であると考えております。
7月28日の山形県米沢市の事故を受けまして、8月7日に教育委員会から各中学校に「部活動等における熱中症事故防止の徹底について」の通知が発出されています。
実施日や活動時間帯、内容などの計画を立てるに当たっては、熱中症警戒アラートの発令時や、暑さ指数(WBGT)が31以上の時や最高気温が摂氏(以下同様)35℃以上の予報が出された場合、活動中に35℃以上になった場合については、基本的に中止を前提とした判断をするなど、生徒の安全を最優先にすることとしております。
なお、条件に満たない場合でも、湿度や日差しの気象条件に注意を払い、活動場所ごとにWBGT測定器を設置して常に把握する事や、20分に1回は強制給水させるなどの適切な指導を行うこととしております。
また、自転車通学問題について教育委員会に確認しましたところ、現在、自転車通学に関する検討委員会設置の準備を進めているとのことでございます。
自転車通学の検討にあたって、保護者の皆様の声を聞くことは大切なことから、保護者を対象にしたアンケートの実施も検討されており、また、様々な角度から生徒にとってふさわしい通学方法を考えることができるよう、PTA関係者も含めた様々な立場の方々から御意見を伺うことも考えているとのことです。
今後とも、自転車通学の可否も含めた安心安全な登下校の環境づくりについて、更なる検討を進めるよう、私といたしましても教育委員会に働きかけてまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

お手紙への回答は、以上のとおりです。
私は、市民参加のまちづくりは、とても大切なことだと考えております。
これからも、お気付きの点がございましたら、御遠慮なく御意見などをお寄せいただきたいと存じます。