受付日 令和5年8月30日「市長への手紙」の内容と回答 福祉助成制度のお願いーその2ーについて

更新日:2023年12月28日

ページID : 7078

福祉助成制度のお願いーその2ーについて

藤井市長様
いつもお世話になっています。
「指定難病医療費助成制度」は、指定難病患者の医療費を助成する制度です。
従いまして、「重度心身障害者医療費受給者証」を利用しますと白岡市の負担になります。
「指定難病医療費助成制度」を利用すると負担額の大部分が白岡市から埼玉県に変わります。
なので他の市町村は見舞金とかの名目で指定難病患者に名目で1万円程度助成しています。
そのお金は、保健所に提出する時の病院の診断書代と申請・更新時の交通費等になります。
病院の申請用の診断書代は高いですし、
なかなか治癒されないから指定難病なのに、なぜか毎年、幸手保健所で更新しなければなりません。
考え方にもよりますが、白岡市が1万円の助成する事で医療費の多くが白岡市から埼玉県の負担に変わるですよ。
指定難病患者の医療費って高額になるので医療費節約(市税節約)になります。
早急にご検討をお願いします。

(50代)

回答

当市の財政負担の軽減に関する御提案をいただき、誠にありがとうございます。
さて、お手紙にございました埼玉県が実施している「指定難病給付制度」につきましては、厚生労働大臣が指定する疾病である「指定難病」の治療に係る医療費の一部が助成されるもので、本制度の申請をされている方が市内に約400名いらっしゃることを確認しております。このうちどの程度の方が重度心身障害者医療費の助成対象となっているのかは、当該申請者の情報を当市が得ることはできないため把握しておりませんが、障がいのある方の相談状況からすると極少数ではないかと認識しているところでございます。
当市においては、経常経費が増加し、厳しい財政状況下にあることから、各種事業の実施に当たりましては、その有効性、優先性等を重視したうえで、限られた財源を効果的・効率的に配分する必要があります。このため、他市町同様の見舞金等の助成は厳しい状況ではありますが、今後につきましては、難病患者の方を含め支援を必要とする方々に対する支援策について検討してまいります。
これからも、難病患者の方に対する支援の充実を図るとともに、障がいのある方もない方も、ともに安心して暮らせるまちづくりを目指してまいりますので、御理解、御協力をお願いいたします。