受付日 令和6年1月26日「市長への手紙」の内容と回答 小学校の日課表、下校時刻の見直しのお願いについて

更新日:2024年04月04日

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小学校の日課表、下校時刻の見直しのお願いについて

小学校の下校時刻が遅いので、日課表を見直し、少しでも早くならないでしょうか。

娘が4年生でほぼ毎日6時間授業、16時下校です。市外の友人と話をしていたところ、友人のところでは6時間目まである日でも15:40には家に着いているとのことでした。友人曰く、登校時間や下校時間について保護者から様々意見をあげたところ改善されたので、白岡市も声を上げれば変わるかもしれないとのことでしたので、この度こちらに書かせていただきました。
16時下校ですと、冬は16:30過ぎには暗くなるので下校後に外で遊ぶこともできません。学習塾や習い事がある場合、習い事後に1時間前後の学習時間をとると、かなり夜型の生活になってしまいます。
習い事がある場合のスケジュール例を書くと以下の通りです。

16:30帰宅、習い事へ
17:00-18:30 習い事
18:45帰宅
19:00-20:00 自宅学習
20:00-20:30 入浴
20:30-21:00 夕食

また、文科省の進めている働き方改革の資料の14-15ページには、日課表の見直しをしている市町村の例が紹介されており、学校職員の働き方改革を進める上でも大切な取り組みのようです。

現状、4年生以上はほぼ毎日6時間授業なのですが、例えば昼休みを15分程度短くするとか、5時間授業の日を増やす、午前中に5時間目まで行うなど、工夫すれば多少早めることができると思います。
各方面との調整が必要かもしれませんが、ぜひご一考いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

(40代)

回答

〇〇様からの御提案を受け、教育委員会に確認したところ、御指摘のとおり、文部科学省では、教師のこれまでの働き方を見直し、自らの授業を磨くとともに、その人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにすることを目的として、学校における働き方改革が進められているとのことでございます。
これを受けて本市でも、行事計画や日課表について、市内全小中学校の担当者が集まって情報共有と協議を行う「教育課程研究推進委員会」を実施しており、放課後の会議の回数削減や行事、日課表等の見直しなど、学校の働き方改革について、話合いを重ねているとのことでございます。
御指摘のあった昼休みの時間を短くすることや、午前中に5時間目まで行うことについては、学校教育法施行規則の第60条に「授業終始の時刻は、校長が定める。」とあるように、各学校長の判断となりますことから、学校評価の自由記述等にお書きいただくなど、学校に率直な御意見を申し出ていただければとのことでございます。