受付日 令和5年12月20日「市長への手紙」の内容と回答 非土地改良事業篠津北東部南地区(仮称)に係る物流施設の建設につ

更新日:2024年01月31日

ページID : 7387

非土地改良事業篠津北東部南地区(仮称)に係る物流施設の建設について

非土地改良事業篠津北東部南地区(仮称)に係る物流施設の建設について篠津地区の住民の一人として要望させていただきます。

現在、農地の集約化を目的としたこの事業については、民間企業が主体となり市が連携するという形で進められています。12月初旬には所有権移転が完了し、その後市の農用地利用集積計画が決定され現場での作業も進んでいくと思われます。

既に行われている北東部北地区の事業を見ると、農地エリアのほかに非農地エリアを創出し転売後物流施設が建設され、地域の景観も大きく変化しています。北東部南地区においても同様に地区のどこかに非農地エリアが創出され、物流施設が建設されると推測されますが、場所については、今のところ区長・地域住民も知りません。

仮に市街化区域に隣接し黒沼用水沿いに物流施設が建設された場合、心配されるのは騒音や日照問題です。施設に出入りする大型トラックや施設内で使われるフォークリフトなどの車両音、放送など敷地外に漏れる騒音があると想像できます。建設された後では企業側でできる対策も限りがあると思われます。

このようなことから、市には隣接する市街化区域の住宅への影響が最大限配慮され非農地エリアを選定するよう事業者に指導をお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

(60代)

回答

非補助土地改良事業篠津北東部南地区つきましては、現在施行中の非補助土地改良事業篠津北東部地区と同様の手法により実施したいとの説明を事業者から受けており、市では道路、水路などの公共施設に係る移設等の調整を行っております。


また、土地改良事業地内における非農用地エリアにつきましては、関係法令等に基づいた審査及び指導を行っているところでございます。
市といたしましては、農用地、非農用地の設定においては、土地改良事業区域周辺地区における環境への配慮などをお願いしてまいりましたが、事業者の農用地の効率的な活用の観点から、県道春日部菖蒲線西側に非農用地、東側に農用地を設定したとのことでございます。


なお、〇〇様御指摘の非農用地の土地利用に係る騒音対策、日照問題及び非農用地エリアの位置選定につきまして、事業者に確認したところ、次のとおり回答がありました。


「騒音対策」
関係法令等に基づき設計を進めるとともに、現道利用のトラックの騒音値と同等以下となるように設計を進めてまいります。
「日照問題」
関係法令等に基づき設計を進めるとともに、規定される範囲の方に対しまして、規定される事項の報告を行います。
「非農用地の位置」
土地改良事業を行うために、生産性が高く価値の高い大規模施設園芸用地の確保を優先致し、非農用地は当位置となりました。


以上が事業者からの回答です。
市といたしましては、引き続き事業者に対し、非補助土地改良事業篠津北東部南地区に係る事項について、関係法令等に基づく適切な対応を指導してまいります。