受付日 令和6年11月14日「市長への手紙」の内容と回答 白岡駅のエスカレーターの正しい利用方法について
白岡駅のエスカレーターの正しい利用方法について
ほぼ毎朝毎晩白岡駅を利用しています。
白岡駅西口東口、駅構内のエスカレーターの利用客の利用方法が非常に悪質であり、県の条例違反をする方々をたくさん目にします。
白岡駅のエスカレーターの利用中に、後ろから歩いて登ってきた人に突き飛ばされ、その際に脚を捻ったこともあり、今はパートナーが隣に立ってくれています。
しかし、そのパートナーをどかそうとする人が後を絶ちません。
パートナーが止まっていると、老若男女問わず、心無い言葉をかける人も少なくありません。
エスカレーター以外に階段が必ず設置されているのですから、お急ぎの方は階段を駆け上がるなどの対処を取らなければならないのにも関わらず、正しく利用している人に対して罵詈雑言を浴びせる住民が多数いることに、白岡の治安の悪さや民度の低さが露呈しているなと感じる毎日です。
中にはお子さんと親御さんが手をつないで乗っているのをどかしていく大人もいます。
市長含む市議の方や、役所職員の方は埼玉県では21年10月より、エスカレーターで立ち止まるよう義務づける全国初の条例が施行されているのをご存じでしょうか。
市長選などで通勤時間帯の状況を見たこともあると思いますが、市長はどうお考えでしょうか。
かなりの人がエスカレーターを歩いていくのを見ますが、見て見ぬふりでしょうか。
先の議員選の際、エスカレーター下で演説や挨拶をしていた人、全員注意も何もせず、気にも留めていない様子だったので、がっかりしました。
市民の安全に関わることです。一度通勤ラッシュ時のエスカレーターの様子を確認されてはいかがでしょうか。
帰宅ラッシュの時間などは、下りのエスカレーターを注視してみてください。
全員が右側にながーく列を作り混雑しています。
二列に並べばもっと短縮化できるものの、古くからある危険行為のせいで、それがままならないのです。
違反しても罰則はありませんが、利用者は歩いたり走ったりせずに立ち止まって使うこと、駅や小売店などの管理事業者にはそれを周知することを義務づけているはずなのですが、張り紙だけでは効果がないことが実証されています。
大野元裕知事などがJR浦和駅で自ら呼びかけを行っていたそうですが、白岡市長や議員の人たちはそういうことはなされないのでしょうか。
市としての対策はステッカーやポスターの紙切れのみですか。
毎日利用している人間が申しますと、市の会報に紙切れ一枚を入れられても、正直読まれる人は少ないです。
また、ステッカーやポスターなどの効果というのはゼロに等しく、市がやった気でいるためのものだと思われます。
ルールや条例、マナーなどを守れない人間というのは、そういうのを見ませんし、一番効果があるのは人に注意されることです。
ステッカーやポスターの効果があるのであれば、未だに改善されずに危険行為を繰り返す人が多数いるのはなぜでしょうか。
大宮駅などは、音声等で注意喚起を行っています。
(参考:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241016_ho01.pdf)
他県ですと、名古屋などでは市の取り組みで 巨大な手形を背負った女性らが、エスカレーターで立ち止まり、利用改善を促しているそうです。
(参考:https://www.j-cast.com/2024/07/10488085.html?p=all)
白岡は昨今、新築の家が建ち始め、駅前の再開発も進みを見せています。
こういったところから着手するのも、安全な街づくりに良いのではないのでしょうか。
回答を強く希望します。
(年齢不明)
回答
◯◯様のお手紙にございましたとおり、本県では令和3年10月1日に「埼玉県エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」が施行され、「エスカレーターを利用する者は、立ち止まった状態でエスカレーターを利用しなければならない。」と定められております。
本来、エスカレーターは、安全上立ち止まった状態で利用するのが正しい利用方法とされております。しかしながら、エスカレーターを歩いて利用する方のために片側(右側)を空けておくことが慣例となっております。こうしたことから、すり抜ける際の接触などに起因する事故やトラブルが発生し、また、けがや障がいなどの御事情により、片側の手すりにしかつかまれない方が安心して利用することができない状況もあり、県条例制定に至ったものでございます。
こうした取組は、利用者のマナーに訴えかけるところが多く、浸透しづらい部分もあり、◯◯様と同様に、危険な思いや不快な思いをされた方も多くいらっしゃることと認識しております。
市といたしましては、本条例の趣旨・目的が広く浸透し、誰もが安全に御利用いただけますよう、◯◯様からも御提案をいただきました内容も含め鉄道事業者とも連携し、より効果に繋がる取組を考えてまいりたいと存じます。
また、こうした取組は、当市に限らず県内全域で取り組むべきことと考えております。埼玉県に対しましても、この取組がさらに広がりますよう働きかけてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
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更新日:2024年12月18日