受付日 令和6年4月1日「市長への手紙」の内容と回答 「白岡市の英語、間違っています。」について
「白岡市の英語、間違っています。」について
白岡市役所のホームページ上の精度が向上した現Google翻訳による白岡市の情報にアクセスし、この程度の段階まで「翻訳の精度」が改善されているのであれば、口出しは止めよう、と思い、改めて、その旨お伝え致したくご連絡差し上げました。
然し、本日、貴市役所で「国際課」に相当される部署から戴いた、「外国人のための生活ガイドブック」の英語版を見て、ここでの英語の程度の悪さには、苦言を呈したく存じます。
まず、1)表紙、Living within Shiraoka との記載のwithinでは、「白岡の中だけでの生活」を意味しており、英語が稚拙且つ、読み手(「ガイドブック」として、外国人の方に読んでもらうことを意図した読み手)に対し、何ら伝えるメッセージ性が、この表紙の標題には表われていません。例えば、Information for your living in Shiraokaとすれば、「白岡で生活する(人の)ための情報誌」的なニュアンスになります。
また、表紙~3頁目、「外国人住民登録<新規登録>」の2)出入国で在留カードが交付されたら、居住地を定めてから14日以内に、在留カードを持って市民課の窓口に届け出ます。(⇒日本語も、ここだと、「届け出て下さい。」ではないですか?)
3)また、引越しをするときも、市民課の窓口に届け出ます。(⇒ここも、「届け出て下さい」にならなくては、自己都合(市役所都合の”言い回し”になっています。)また、「問い合わせ先:市民課」となってはいても、電話番号の記載がない。これは、電話だと、誰も英語で対応してくれない所なのだろう、と読み手は判断し、「問い合わせ」をしたくない感を読み手に与えます。その理由は、市民課までわざわざ足を運ばなければ、何らの問いもできない、融通の利かない所なのだろう、という判断ができてしまいますので。不親切な記載方法と存じます。)
ここの2)と3)の英文は、全くなっていません。(直す=修正も厄介なくらい、いい加減です。)
このガイドブックは2016年版とのことですので、改訂される際、21世紀の英語表記(米国でも、オバマ大統領時に、「英語を平易に書く法律=Plain Writing Act」が成立され、読み手のために、理解できる英語を書くことが連邦政府職員に義務付けられています。)にしなくては、<ダサイ埼玉の町から市になってまだ市制10年程度では、この程度の英語でしか、物事を進められない>と厳しいことを申し上げますが、英語を生業にしている者として、そう感じております。
白岡国際交流会の実体(英語レベルのどれ位の職員の方が多く居られるのか)は存じませんが、独占禁止法もあるように、これまで通り同協会に任せてばかりではなく、白岡市民の人材としての能力や技能に期待して、仕事を創造する機会をお考えになられるべきが、今の時代なのではないか、特定の所だけとの関係でのやりとりは、不適切と存じます。
(60代)
回答
平成28年3月に作成いたしました「外国人のための生活ガイドブック」につきましては、地域で暮らす外国人が安心して生活をすることができるよう、外国語による情報提供を行うために、住民登録の手続、電気・ガス等の日常生活における手続、救急などの緊急対応、学校、公共施設などを記載したものでございます。対象外国語については、継続して在住者の多い国籍別人口から、英語、中国語、韓国語及びポルトガル語の4か国語としたものです。
また、作成に当たりましては、翻訳とレイアウト、印刷の業務等を民間事業者に一括して委託するとともに、白岡国際交流会にも翻訳後の外国語の内容確認につきまして御協力いただいたものでございます。
〇〇様の御指摘のとおり、情報も古くなってきておりますので、次期改訂に向けて、読み手の外国人の方に対し情報が正確に伝わる表現となるように、作成方法も含めて検討してまいりたいと存じます。
現在、白岡市では、たくさんの外国の方が住んでおり、働き手として今後も増加していく傾向でございますことから、多文化への理解を深めること、国際交流を図っていくことの重要性はますます増えてくると考えております。情報収集に努めながら、状況に応じた事業を考えてまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
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更新日:2025年01月07日