受付日 令和6年4月30日「市長への手紙」の内容と回答 大山小学校統廃合後の活用について
大山小学校統廃合後の活用について
はじめてお手紙を出させていただきます。
平素より白岡市行政にお勤めいただき、深く感謝をしております。
私は、大山地区出身で現在も、白岡市内に居住をさせていただいている者です。
この度は、大山小学校の統廃合が決定したことに、当学校の卒業生でもある私も残念に思っております。
しかしながら、近年の少子高齢化と、大山地区の人口減少を鑑みるに、このような結果となることも致し方のないところとも思っております。
市長殿を含め白岡市におきましては、今後も大山地区の活性化にご尽力をお願いしたいと思っております。
さて、この度は、大山小学校の今後の活用方法について、僭越ではございますが、ご意見をさせていただきたいと思い、お手紙をさせていただきました。
結論から申し上げますと、大山小学校を農業支援学校として利用されていくことはいかがでしょうか?
農業を始めたいが、知識も技術もないという方や、現在、農業を始めているがもっと様々な栽培に挑戦したい、技術を習得したいといった方々を対象に、近年のスマート農業も取り入れた授業を行い、農業の後継者を育てるということは、近年の農業衰退に歯止めをかけるうえで有用だと思いました。
実習で作られた農作物は、イベントを開催して地元住民等を集めて提供することで、地域交流の場を作り出すこともできます。
また、学校プログラムにおいても様々なイベントを設け、地域住民などとの交流を深めることで、学校卒業後においても大山地区はもちろん白岡市内でスムーズに農業を始めていくことも可能かと思われます。
さらに、地域住民の子ども達も参加ができるようなイベントを開催していただき、農業に興味を持っていただくことも可能です。
大山小学校は、今までは子供たちの学習の場として大いに活躍をしていただきましたが、今後は農業を目指す方々若しくは農業を頑張る方々の学習の場として活躍をしていただくということをご提案いたします。
大山地区はもちろん、白岡市内の各地区でも農家の後継者が不足しているという話を耳にしております。
大山小学校を少しでも、農家の後継者不足の解消にお役立ていただき、白岡市の農業(特に梨栽培)の活性化につなげていただければ、卒業生でもある私も大変うれしく思います。
ぜひともご検討いただきまして、大山小学校をよりよい方法でご活用いただきたいと強くお願いを申し上げます。
稚拙な案と文章でお恥ずかしい限りではございますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
(40代)
回答
大山小学校では、児童数の減少が著しいため、市では学校運営の継続は困難であると考え、令和7年4月1日に白岡市立大山小学校を統廃合することを決定しました。
大山小学校に在校するお子様と保護者の方をはじめ、大山地域にお住まいの方、また、〇〇様のように大山小学校を卒業された方にも御心配をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。
このような状況の中、〇〇様におかれましては、大山小学校統廃合後の活用につきまして御提案くださいまして、誠にありがとうございます。
〇〇様から御意見をいただきました大山小学校統廃合後に農業支援学校として利活用することにつきましては、農業が盛んである大山地域の特色を生かし、後継者不足などの農業を取り巻く課題解決を踏まえた御提案であると存じます。
市といたしましては、現行校舎の有効活用、地域としての防災や交流の拠点機能の維持を基本として検討しているところでございます。
今後、〇〇様の御意見も参考にさせていただき、地域にお住まいの方々の御意見を伺いながら、大山小学校統廃合後の跡地利用について具体的な検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力くださるようお願い申し上げます。
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更新日:2025年01月07日