受付日 令和6年5月16日「市長への手紙」の内容と回答 障害児福祉について
障害児福祉について
1.オムツについて
障害者手帳1級又は2級を持っている人でオムツの支給、日常生活用具でそれぞれ別の申請をしてる事がわかり、支給量にかなりの差が出ていました。
今オムツ支給をしてる方に日常生活用具の話はしているのですか?手紙でお知らせなど出していますか?
今後新しい制度や、制度が変更した際に市から案内があってもいいんではないでしょうか?
2.補装具について
上限額37,200円がとても高く、市でいくらか負担をする事を検討してほしい。
理由としては肢体不自由児の補装具は、骨や筋肉が固まる前に日常で使えるとても重要な道具です。成長も早く、買い替えが必要です。
しかし、金額が高く必要な時に新しいものを作ろう!と思えない時があります。
2、3ヶ月前に座位保持をつくったが、学校用車椅子が必要になった、足や手の装具が小さくなって作り直さないといけない、となった時なるべく一月にまとめたい。と思います。そうすると本来、必要な時に作る装具をどんどん後回しにしていくことになります。
それと決定通知が来てから、業者は作成を始めます。市の想定ではどのくらいで出来上がるものだと認識しているのでしょうか?既製品のものだけではない事はご存知でしょうか?
白岡市で肢体不自由児がとても少なく感じますが、駅ロータリーの改装や、市役所近くの新しい道などとても暮らしやすくなると思います!
宮代特別支援学校も近いし、宇都宮線は、埼玉県立小児医療センターのある新都心まで1本で行けます!
市のこれからの福祉(小児)の取り組みを知りたいですし、定期的にお互いの意見交換が出来るようになるといいと思っています。アンケートを取るなどでもいいので障がい児を育てる家族の意見を少しでも知って欲しいです。
よろしくお願い致します。
(20代)
回答
1点目の紙おむつに関する御意見についてですが、在宅障害者等紙おむつ給付事業では、市内在住で障害者手帳の交付を受けていて、在宅で常時紙おむつを必要とする状態にある方を対象に給付を行っております。また、障害者等日常生活用具給付等事業における紙おむつの給付については、内部障害(脳性麻痺等脳原性運動機能障害等)により排尿又は排便の意思表示が困難で、紙おむつ等の用具類を必要とする方が対象となっております。支給の対象となる方が異なる場合があるため、紙おむつ給付事業の利用者へ一律に日常生活用具の案内は行っておりませんが、窓口で身体障害者手帳の交付を行う際などに、個別の事情に沿った御案内を行っております。今後につきましても、新たに制度が開始されたり、変更が生じたりした際には、広報しらおか、市ホームページ等を通じて市民の皆様に周知を図ってまいりたいと考えております。
2点目の補装具に関する御意見についてですが、現在、政令により市町村民税課税世帯の自己負担額の上限は、37,200円とされているところです。自治体によっては、独自の助成を行い、自己負担額の軽減を図っているところもあるようですが、当市においては、残念ながら厳しい財政事情の中、実現には至っておりません。また、支給する補装具につきましては、当市においてもオーダーメイドによる補装具作製の申請があり、その作製期間については半年以上経過するものもございます。利用者の方が早期に補装具を必要とすることにも鑑み、速やかに支給決定を行うよう心掛けております。
また、市では6年ごとに「障害者基本計画」を、3年ごとに「障害者福祉計画」を策定していて、策定時には、障がいのある方を対象としたアンケート調査を実施しております。アンケートでいただいた御意見は、市内の障がい者団体等の方に委員をお願いしております計画策定懇話会にお諮りし、計画策定の段階から皆様の御意見が反映できるよう福祉計画の推進に努めているところです。
市といたしましては、引き続き、障がいのある人や障がいについて理解を深め、ともに地域の中で育ち、学び、生活し、働き、活躍できるまちを目指し、各種施策の推進や障害福祉サービス等の提供体制の確保に取り組んでまいりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
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更新日:2025年01月07日