受付日 令和6年8月19日「市長への手紙」の内容と回答 クールオアシスの設置について

更新日:2025年01月07日

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クールオアシスの設置について

藤井市長や市役所の皆様には日々お世話になり、感謝しております。
今年は、市庁舎をはじめとする市の公共施設7か所にクールオアシスが設置されています。猛暑の中、各家庭が節電しつつ涼をとれるよう設けられたこれらの施設には、案内ののぼりが立てられ、サービスの周知にも努められています。数も、2年前は2か所だったのが大幅に増え、近隣自治体と比較しても充実しると思われます。
残念なのは、それらが市の中心部に偏在し、東西の端の地区には存在しないことです。
クールオアシスの利点の一つは、それが無料で利用できることで、その恩恵に最も与れるのは生活困窮者です。電気代が高騰する今、電気料金の支払いが困難でエアコンの使用を減らしたり、エアコンが故障等で使用できなかったり、そもそもエアコンがない家すらあります。そのような人たちがクールオアシスを利用できるかは、猛暑の程度によっては文字通り死活問題となりえますので、地域格差をできる限り縮小していく必要があります。
具体案として、今あるクールオアシスから一定距離以上離れた場所に位置する集会所や空き家を拠点として定め、電気料金を補助することなどが考えられます。地域の居場所は、活用されれば人の交流が深まり、それは災害時等にも役立ちます。市の東西の端は、今後の高齢化が顕著で、住民の健康への配慮が強く求められる地域でもありますので、そこへの施策の強化は、その点からも理にかなうと考えます。
以上の理由から、何とぞご検討をお願いいたします。
(60代)

回答

今年度から改正気候変動適応法が施行され、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の運用が開始となりました。このため、本市では、市役所や保健福祉総合センターなど公共施設7か所を指定し、熱中症特別警戒情報が発令された際には、クーリングシェルターとして開設する運用となっております。こちらのクーリングシェルターには「クールオアシスしらおか」ののぼり旗を立てて周知に努めているところです。
埼玉県では、「まちのクールオアシス」の事業を行っております。この事業は、熱中症特別警戒情報の発令の有無に関わらず、暑さの厳しい中で外出した方に一時的な休憩場所を提供するものです。先ほどの公共施設7か所の外に、市内の民間施設28か所が協力施設として県に登録されております。市内幅広い地域に協力施設がありますので、お気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。
集会所や空き家を「まちのクールオアシス」に活用をという〇〇様の御提案につきましては、行政区等の協力が必要で、施設の開閉や管理、光熱水費の負担等の調整など多くの課題があることから、検討に一定の時間を要すると認識しておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
 

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