受付日 令和6年10月17日「市長への手紙」の内容と回答 学童保育での危機管理体制について

更新日:2024年12月18日

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学童保育での危機管理体制について

息子が□□児童クラブでお世話になっております。
家に帰ったら、息子の様子がおかしく、話を聞くと、友達から砂を顔にかけられたため、目が痛いとのことでした。
お迎えの時点で、学童の先生からそのような砂の掛け合いについて報告がなかったため、事実確認をしに学童保育に向かいました。
●●さん、▲▲さん、■■さんが対応してくださいましたが、皆言っていることがバラバラで、事故について事実確認をしておりませんでした。その場で息子の話を聞きながら、三名が見たことをすり合わせ、事実確認をしました。
話を聞く最中、「そんなこと聞いてないよ、本当に言ったの?」「なんでそんなことしたの?やり返したんでしょ」「◯◯くんは謝ったの?」と3名から、目の痛みを訴える子供に対して責めるような発言がでたので驚きました。
また、実際、息子の目に砂が入っていることを事実確認の場で確認してもらいましたが、■■さんはティッシュをもってきて「お母さん、取ってくださいよ」と指示してきました。私が「目が痛いと言っているのに、遠くからしか見てない、知らないじゃ困る」と言ったら、▲▲さんは「今、情報共有してるんです」と開き直ったように反論しました。事故から2時間後に情報共有されても遅いですし、まずは子供の安全を第一に確認、声かけすべきではないでしょうか。子供の安全よりも自分たちの身の保身に走っており、このような大人に子供を預けなければならないのかと、辟易しました。

結論としては、砂場で砂を子供達が掛け合っていたので注意はしたが、目や口に砂が入っていないか子供達に聞いておらず、また、実際に口の中や目の中を確認もしていないとのことでした。息子は▲▲さんに目が痛いと訴えたそうですが、▲▲さんは聞いてくれなかったので、仕方なく一人で水道で目を洗ったとのことです。

以上のことから、次の5点が問題であり、今後の事故防止のため5点を要望します。

【問題点】
1.事故の事実確認ができていない
2.子供が目が痛いと訴えているのに確認していない。
3.自分たちの非を隠すため、子供を責める発言をする。情報共有が遅いのに開き直る発言をして、反省してる様子がない。
4.事故後、怪我がないか息子を含め子供達の安全を確認していない
5.保護者への報告を怠る


【要望】
(1)状況を把握できていないということは、子供の人数が多いか又は監督者が少ないということだと考えられます。適正な配置基準と当日の人員体制を教えてください。なお、人員体制が適正であったならば、状況を把握できていなかった要因を教えてください。

(2)特に、予想外の動きに対応できる適切な学童指導員を配置するよう指定管理者に指導してください(●●さん、▲▲さん、■■さんは監督者として適任とは思いません。)。

(3)事故が起きた時、まずは子供の安全を確認後、速やかに事実確認をすることが必要だと思いますが、子どもの安全確認と事実確認をしなかった理由を教えてください。

(4)砂場で砂の掛け合いのトラブルがあったことについては把握していたのに、迎えの際、保護者に報告をしなかった理由を教えてください(他の指導員の方は、学童でのトラブル等怪我がなくても教えていただいております。)。

(5)砂が体内に入った場合や怪我をした場合の応急処置の方法について、研修を行うよう指定管理者に指導してください。

今回、事故が起きた時点で連絡いただけたら、当日中に病院に連れて行くことも可能でした。担当課から指定管理者のシダックス及び学童指導員に対して適切な指導をするよう、お願い申し上げます。

(年齢不明)

回答

このたびは、学童保育所での出来事や支援員の対応等につきまして、◯◯様に不安や疑問を与えてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
なお、御要望いただきました項目につきましては、次のとおりお答えいたします。
(1)学童保育所における支援員の配置基準につきましては、国の基準と同様の基準を市の条例で規定し、その基準を満たすよう運営をしております。
しかしながら、発生した事態の状況把握ができなかった要因としては、外遊びの際に支援員が児童を見守る立ち位置に問題があったものと考えております。今後、児童の状況を把握できるような場所に支援員を配置するよう見直してまいります。
(2)学童保育所は、異なる学年の児童が利用するため、支援員は各学年に応じた対応方法等に関する研修を受講しております。今後、この研修の内容を再確認し、適切な対応ができるよう指導してまいります。
(3)事態を詳細に把握できていなかったため、お子さまの安全確認と事実確認をすることに至りませんでした。今後、同様の事が起きないよう厳重に注意してまいります。
(4)詳細な状況把握と事態の重大性についての認識が不足しており、保護者様への報告が漏れてしまいました。今後、同様の事が起きないよう厳重に注意してまいります。
(5)危機管理等に関する研修につきましては、埼玉県や学童保育連絡協議会等が主催する研修、また、指定管理者においても社内独自の研修を実施してまいりましたが、このたびの事態を受け、危機管理時の応急処置等に係る研修を再度実施するよう、指定管理者に指導いたしました。

◯◯様の御意見を踏まえ、指定管理者に対して運営体制の改善を強く求めるとともに、保護者の方が安心してお子さまを預けられるよう、引き続き指導してまいりますので御理解賜りますようお願い申し上げます。
 

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