受付日 令和7年4月24日「市長への手紙」の内容と回答 住宅購入、保育環境について
住宅購入、保育環境について
白岡市に単身で住み始め、結婚して子供を産み、数年がたちます。新白岡の落ち着いた雰囲気が気に入り、住宅購入を検討しています。しかしここ近年新白岡エリアの住宅はほとんど新着物件がなく、土地も市街化調整区域ばかりです。私たち夫婦はお互い埼玉県内に実家、親戚がおりますが、隣接市町村ではありません。そのため市街化調整区域の土地を購入することができません。ここ数年、継続して探しているところですが、子供も成長し、住宅購入を強く検討する中で、白岡市以外を考えなければならない状況になってきています。市街化区域、調整区域の見直しを強く希望します。新白岡エリアは、ニュータウンとして整備されており、とても住みやすい環境ですが、新しく住みたいという強い思いをもっていても叶えることが厳しい状況です。
子供の保育環境についても、両親ともにフルタイムで就労していても、なかなか保育所に入所できないという話も聞きます。現在は自宅保育ですが、今後保育所、幼稚園と進学する前に引越しも検討しなければならないかもしれません。とても気に入って住んでいるだけに残念です。どうか新しく白岡市民として暮らしている若者に手厚い支援と、対策を強く願います。
(30代)
回答
お手紙にございました「市街化区域、調整区域」につきましては、都市計画法に基づく市街化区域及び市街化調整区域のことと存じます。
市街化区域を拡大すれば住宅を建てやすくなるわけですが、白岡市の市街化区域の指定は、埼玉県の権限となっております。
しかも、昨今の我が国の人口減少を受けて、埼玉県内でも住宅用地としての市街化区域の拡大は難しいのが現状です。
◯◯様から「新白岡エリアは住みやすい環境である」との御言葉をいただき、大変うれしく存じます。最近の白岡市内では、住宅の新規着工も活発で、御希望エリアでも、今後、新たな物件が出てくる可能性は十分にあるものと考えています。◯◯様が今後も末永く白岡市民でいていただけることを願っております。
続きまして本市の「保育環境」でございますが、◯◯様のお手紙にありますとおり、待機児童が継続して発生している状況でございます。
市では、このような状況を解消するため、定員90人以上の民間保育施設2施設の誘致に向けて、事業者の募集を行うことにしました。
事業者決定後は、令和9年4月の開所を目指し、待機児童解消に向けて積極的に取り組んでまいります。
市といたしましても引き続き、安心して子どもを産み、育てることのできる環境の整備に努めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
更新日:2025年07月10日