受付日 令和7年7月7日「市長への手紙」の内容と回答 市立図書館の図書費増額の要望について
市立図書館の図書費増額の要望について
新しい図書館が設立され、喜ばしい限りですが、設立時のみ年度予算 8000万円でその後は、400万円です。市民一人当たり、約77円です。77円では、新聞も買えません。生涯学習を謳うのであれば、最低でも、市民一人当たり、文庫本1冊程度購入出来るくらいに増額してください。1冊 1000円として、5千200万円程度です。
今年、2月より、図書部門の職員と相談し、新たに幼児から、大人迄学べるオックスフォード大学発行の洋書コーナーを造ってくれました。7月4日にそのコーナーを拝見し、感激しました。後、彼にお願いしたのは市民への訴え方です。少ない予算から、値引きの無い本を良く揃えてくれたと思います。
柔軟な頭脳の持ち主で、彼の為にも実行(面談)して下さい。詳しい内容は、市長自ら当該職員に聞いて下さい。励みになると思います。
(年齢不明)
回答
図書館の図書購入費につきましては、生涯学習センターの開館以降減額を行い、令和3年度には400万円でしたが、翌4年度は600万円に増額し、以降は同額を維持しています。また、令和2年度には、市の予算に加え、新型コロナウイルス感染症対応地方創成臨時交付金を活用することで、蔵書の充実を図りました。
一方、埼玉県の調査によりますと、令和5年度の県内市町村立図書館の人口1人当たりの図書購入費は県内平均で146円であり、当市の115円は平均を下回る状況です。また、図書館が設計上22万点以上を収容できるのに対し、令和6年度末の蔵書数は約17万点となっており、蔵書の充実を図っていく必要があるものと認識していますので、予算の範囲内で、蔵書の充実に努めてまいります。
更新日:2025年09月01日