受付日 令和8年8月17日「市長への手紙」の内容と回答 白岡東小学校のうさぎの飼育環境について

更新日:2026年09月16日

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白岡東小学校のうさぎの飼育環境について

白岡東小学校ではうさぎを飼育しています。東小では飼育小屋の設置環境の不備、不適切な飼育、児童・ボランティアによる管理の限界といった問題があり、うさぎが痛ましい状況にあります。(以下1〜5)
昨今の猛暑、教員の負担軽減や、動物福祉(アニマルウェルフェア)の観点から、市内の小学校でのうさぎの飼育が本当に必要か、見直しをお願いします。ご承知の通り、学習指導要領では学校における動物飼育について、昆虫類、爬虫類、魚類、等が示されています。またうさぎの飼育を継続せざるを得ない場合は、夏と冬の長期休暇に動物病院等のペットホテルに預ける予算を確保する自治体もあるようです。
1.8月9日、東小で飼育されているうさぎ、こうちゃ。背中から臀部全体が脱毛し、皮膚が損傷しているように見えます。
2.7月20日、特定のうさぎを区別するためか、うさぎの首を頑丈なひもでくくり、太いゴムで何重も絞めてありました。
3.東小の飼育小屋は開口部が西向きで、日除けになる木はありません。夏場遮光ネットはありますが、気温が上がる午後に西日が小屋の奥まで差し込み、想像を絶する暑さです。高温で水入れの水がお湯になることもあり、動物を飼育する環境ではありません。
うさぎの適切な飼育環境は気温18〜23℃、湿度は40〜60%です。
4.学期中の土日、水入れに藻が生えている、小屋が清潔に保たれていない等、平日の児童による飼育が適切でないことやおとなの目が行き届いていない様子が見受けられます。
5.長期休暇中の餌水・清掃ボランティアは担当日が決まっています。しかし必ずしも来られるとは限らず、教員の負担軽減の問題もあり飼育には限界があります。夏休みはうさぎは暑さと多湿に弱いので特に命の危険があります。
以上の状況から、うさぎの飼育が本当に必要か見直していただけるよう切にお願い申し上げます。
 

回答

日頃より、本市の教育行政および学校運営に対し、熱心な御意見を賜り心より感謝申し上げます。
また、白岡東小学校におけるうさぎの飼育環境及び健康状態について御心配されるお気持ちについて、重く受け止めております。
この度の御意見を受け、速やかに教育委員会へ情報共有を行うとともに、現状と今後の対応について確認いたしました。教育委員会の見解は次のとおりです。
【教育委員会の見解】
現代社会において、子どもたちが身近な生き物に触れ、その温もりや命の鼓動を直接感じる機会は減少傾向にあります。
本市では、学校という場で生き物を飼育・世話をすることを通じ、「命の尊さを学ぶ」「他者への思いやりの心を育む」「責任感を養う」といった、教科書だけでは得られない貴重な体験学習(生命尊重の教育)として、現在もうさぎの飼育を大切に位置づけております。
一方で、御指摘いただきました動物愛護の観点や、教職員・児童の負担、管理のあり方につきましては、私たちも常に改善すべき課題であると認識しております。
今後は、いただいた御懸念を真摯に受け止め、飼育小屋の環境改善や、無理のない持続可能な管理体制の見直しを各校に指導してまいります。子どもたちと動物の双方が幸せであるような環境づくりに努めてまいりますので、温かく見守っていただけますと幸いです。
なお、白岡東小学校におきましては、過去に他校からのうさぎの受け入れを行った経緯がございます。その際、環境の変化や群れの再編によるストレスからか、自ら毛をむしり取ってしまうなど、皮膚に損傷が見られる個体を確認いたしました。そこで、学校は、薬などの処方やうさぎの隔離などを試したこともありました。しかし、一向に改善しない様子でした。

当該うさぎの健康状態を深く重く受け止め、現在は校長が責任を持って自宅へ連れ帰り、日常のきめ細かな世話を行っております。
また、速やかに専門の動物病院を受診させ、獣医師による診察のもと、注射等の適切な治療や処方を継続しているところでございます。
このように、本市および各学校におきましては、動物の命と健康を第一に考え、職員一丸となって細心の注意を払いながら適正飼育に努めております。いただいた御指摘を教訓とし、今後はより一層、動物福祉に配慮した環境づくりを徹底してまいります。

以上が、教育委員会の見解となります。
私といたしましても、生き物を飼育・世話をするということは、何よりも動物の命と健康を第一に考えるべきだと強く認識しております。
今後とも教育委員会に対して、適切な飼育環境づくりの改善を求めてまいります。