食品ロスについて
食品ロスとは
食品ロスとは、本来は食べられるにもかかわらず捨てられる食品のことをいいます。
日本の食品ロスの発生量は、年間約643万トン(農林水産省・環境省 平成28年度推計値)も発生しており、国連世界食糧計画(WFP)の年間食糧援助量の約2倍にあたります。
また、国民1人あたりで考えると、1日ごはんお茶碗1杯分、年間51キログラムの食品を捨てていることになります。
食ロスを減らすためには
(1)買い物では
- 冷蔵庫の中を確認してから、買い物にいきましょう。
- 使い切ることのできる量を買いましょう。
- 賞味期限と消費期限の違いを正しく理解しましょう。
- (補足)賞味期限…おいしく食べることができる期限
- 消費期限…表示の日と過ぎたら食べない方がよい期限
(2)料理では
- 傷みやすい食品は、早めに使い切りましょう。
- 食材の保存方法を見直して、長持ちさせましょう。
- 捨てていた野菜の茎や皮等を使って料理を工夫しましょう。
(3)食事では
- 作ってくれた方に感謝して、残さず食べましょう。
- 食べきれなかった料理は、保存して早めに食べましょう。
- 外食では、食べきれる量を注文しましょう。
「食べきりタイム」を実践しましょう。
宴会の料理は、通常の食堂やレストランのランチと比較して、約1.5倍の量が提供され、約8倍の食べ残しが発生しています。
乾杯後、すぐに席を立たず目の前の料理を楽しみ、お開きの前の15分前を「食べきりタイム」として、残った料理を食べきりましょう。
関連ホームページ
環境省
農林水産省
食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)
消費者庁
埼玉県
九都県市
フードバンクについて
安全に食べられるにもかかわらず、包装の破損、過剰在庫や印字ミスなどの理由で、通常の販売が困難の食品をNPO法人等が企業などから引き取り、必要としている施設や団体などへ無償で提供することを「フードバンク活動」といいます。
埼玉県内で活動している主なフードバンク
NPO法人フードバンク埼玉(電話048-832-0115)
フードバンク埼玉では、さいたま市浦和区(本部)、さいたま市大宮区、川越市、久喜市、熊谷市の拠点への持ち込みや宅配便での送付で寄贈を受け付けています。
詳しくは、フードバンク埼玉のホームページをご覧ください。
NPO法人フードバンクネット西埼玉(電話070-5080-3068)
フードバンクネット西埼玉では、常時食料の寄贈を受け付けています。
認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン(電話03-5822-5375)
埼玉拠点(八潮市)では、毎週月曜日と木曜日の10時~13時、企業様からの大口寄贈食品を受け付けています。
東京拠点(浅草橋)では、毎週月曜日から金曜日、企業様、個人様からの宅配便等での寄贈食品を受け付けています。
詳しくは、セカンドハーベスト・ジャパンのホームページをご覧ください。
(注意)フードバンクの利用を希望される方は、直接、フードバンクにお問い合わせください。
フードバンクの効果
食品の提供を受ける人にとって
食費を抑えられることができる。
普段は食べられないもの(特に嗜好品など)を食べることができる。
食生活が豊かになることで心も豊かになる。
食品を提供する企業にとって
提供することで食品を活用することができる。
困っている人に寄付することで社会に貢献できる。
社会貢献により社会全体から評価される。また、社員の士気も高まる。
社会全体にとって
食品ロスによる環境負荷を抑えることができる。
食料の生産や輸送にかかったエネルギーを無駄なく消費できる。
共助の精神やもったいない精神が養われる。
フードドライブについて
フードドライブとは、家庭などで食べきれない食品を職場や学校に持ち寄り、集まった食品を福祉団体等へ寄付する活動です。
〜令和5年度フードドライブを開催します〜
令和5年度フードドライブを実施しました
令和5年10月20日実施結果 (PDFファイル: 250.8KB)
埼玉県県下一斉フードドライブキャンペーン
昨年度実施結果
この記事に関するお問い合わせ先
環境課環境衛生担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線282・283)
0480-31-8409(直通)
メール:kankyou@city.shiraoka.lg.jp
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更新日:2024年11月26日