ふるさとの森について

更新日:2024年03月28日

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 ふるさとの森とは、もともとは「緑豊かな住みよい環境づくりに寄与する貴重な山林」として、埼玉県が保全を目的に「ふるさとの森」に指定していた山林です。
 平成23年3月に埼玉県による指定期間が満了を迎え、引き続き白岡市が、「市の『ふるさとの森』」として指定しました。
 現在、市内には3箇所の「ふるさとの森」が指定され、住民から親しまれています。

八幡神社社叢(しゃそう)ふるさとの森

 八幡神社は、平安時代に創建された由緒ある神社で、古くから町の人々に親しまれてきました。周辺には豊かな緑が残っており、次代に伝えることを目的として、埼玉県が昭和56年4月にこの社叢を「ふるさとの森」に指定しました。
 その後、平成23年3月に埼玉県による指定期間が満了を迎え、引き続き白岡市が、「市の『ふるさとの森』」として指定し、今日に至ります。
 境内には、市天然記念物のカヤノキ・ウワミズザクラも生育し、林相としては、主に、ケヤキ・スギ・モウソウチクなどから構成されています。

白岡東地区ふるさとの森

 白岡東地区周辺の森は名刹興善寺に隣接し、次代に伝えることを目的として、埼玉県が昭和56年4月にこの社叢を「ふるさとの森」に指定しました。
 その後、平成23年3月に埼玉県による指定期間が満了を迎え、引き続き白岡市が、「市の『ふるさとの森』」として指定し、今日に至ります。
 林相としては、主に、スギ・ケヤキなどの樹木から構成されています。

彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森(ひこべえの森)

 彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森は、古くから地元のみなさまに親しまれる山林でしたが、一方で不法投棄なども多く、平成9年から埼玉県のふるさとの森の指定を受け、地元の皆さま、ボランティアの皆さまと保全を行ってまいりました。
 平成19年からは、「市の『ふるさとの森』」として指定し、平成22年度に埼玉県の「まちのエコ・オアシス保全推進事業」により、森の一部を土地所有者のご協力により公有地化し次世代に継承していくことになりました。
 彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森は、わずかに残された雑木林のひとつで、コナラ、クヌギ、イヌシデ、エゴノキなどの落葉広葉樹とシカラシ、ヒサカキ、シロダモなどの常緑樹が見られます。
 また、市では、埼玉県が「緑の管理協定」を結んでいた「ふるさとの森」が平成19年3月末で期間満了となったことから、市独自で平成19年4月から継続して「ふるさとの森」に指定して、ボランティア団体と共に「緑の維持保全」活動を実施しています。

ひこべえの森の四季折々

マユミ(真弓、ニシキギ科)

マユミ(真弓、ニシキギ科)

2024年11月下旬撮影

ひこべえの森には、鳥が好む赤い実をつける植物が色々あります。ここには豊かな自然と武蔵野の雑木林の風景が残っています。

四季折々の美しい景色の中に、多くの生物が息づいています。

 

マユミ(真弓、ニシキギ科)

マユミ(真弓、ニシキギ科)

2024年10月上旬撮影

カブトムシ

カブトムシ

森の様子(晩夏)

晩夏

森(晩秋)

晩秋

彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森(ひこべえの森)の位置図

森の航空写真航空写真

 

彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森(ひこべえの森)保全管理協定について

 市は、彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森(ひこべえの森)の保全管理協定を埼玉県庁及び地権者、ボランティア団体(白岡緑と土の会)と平成24年10月1日付けで締結しました。
 森での活動にご興味がある方は、お気軽に環境課までお問い合わせください。

ひこべえの森管理ボランティア募集

 白岡市で指定している「ふるさとの森」である彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森(通称:ひこべえの森)の保全・管理を行うボランティア(団体・個人)を募集します。

募集対象

団体

市内に活動拠点を置き、市内又は市外において、樹木の管理や緑化などの事業を行っている団体、又は、今後活動を予定している団体であって、継続してふるさとの森の保全活動に参加できる団体(人数についての制限はありません。)

個人

市内又は市外において、樹木の管理や緑化などの事業を行っている方、又は、興味のある方であって、継続してふるさとの森の保全活動に参加できる方

作業内容

雑木林の下草刈り、枯死木や折損木の伐採、生物モニタリング調査等

募集期間

随時

管理対象地

  • 地番 白岡市彦兵衛102-1~106-1
  • 面積 約1.2ヘクタール(県有地 約0.9ヘクタール、私有地 約0.3ヘクタール)
L字型に広がっている道路と枯れている木々の写真

『ひこべえの森』

森の中で赤い上着を着ている人と青い上着を着ている人が作業をしている写真

ボランティア活動』

仮設トイレの貸出しを行います。

 保全活動や環境学習会など、ふるさとの森での事業で、長時間の作業などを行う皆様に仮設トイレを貸出します。
別添(申請書)にて環境課環境保全担当にお申し込みください。料金は、無料です。

※令和7年3月中旬まで仮設トイレ(1棟)を常設しています。御利用ください。

コンクリートの上に立っている仮設トイレの写真

令和6年度第1回彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森検討協議会第1回会議を開催しました。

会議資料

会議録

令和5年度第1回彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森検討協議会第1回会議を開催しました。

会議資料

会議録

令和4年度第1回彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森検討協議会第1回会議を開催しました。

会議資料

会議録

令和3年度第1回彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森検討協議会第1回会議を開催しました。

会議資料

会議録

令和2年度第1回彦兵衛下小笠原遺跡ふるさとの森検討協議会第1回会議を開催しました。

会議資料

会議録

この記事に関するお問い合わせ先

環境課環境保全担当
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線284・285・286)
0480-31-8409(直通)
メール:kankyou@city.shiraoka.lg.jp
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