国土強靭化地域計画

 国土強靭化とは、大規模自然災害に備えるため、事前防災・減災と迅速な復旧復興に資する施策を、まちづくり政策や産業政策も含めた総合的な取組として計画的に実施し、強靭な国づくり・地域づくりを推進するものです。

 国では、東日本大震災の教訓を踏まえ、平成25年11月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」を制定し、平成26年6月には、国土強靭化に係る国の他の計画の指針となる「国土強靭化基本計画」を策定いたしました。また、埼玉県におきましても、平成29年3月に「埼玉県地域強靭化計画」を策定いたしました。

 そのため、本市におきましては、国の「国土強靭化基本計画」や「埼玉県地域強靭化計画」との調和を図りながら、同法第13条の規定に基づき、どのような大規模自然災害等が起こっても機能不全に陥らず、いつまでも元気であり続ける強靭な地域を作り上げるため、白岡市地域防災計画をはじめ、行政全般に関わる既存の総合的な計画に対しても基本的な指針となる「白岡市国土強靭化地域計画」を策定いたしました。

 なお、白岡市国土強靭化地域計画の策定に当たっては、地域の特性を十分に踏まえて策定することが重要であり、総合振興計画などの計画を有している場合は、これらも十分に踏まえ地域計画を策定していくことが効率的・合理的となることから、本市では、第6次白岡市総合振興計画と一体的に策定いたしました。