受付日 令和7年1月6日「市長への手紙」の内容と回答 埼玉県庁移転候補地へ立候補について

更新日:2025年02月20日

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埼玉県庁移転候補地へ立候補について

産経新聞(https://www.sankei.com/article/20250104-MZTD6EQCP5L5NDFFIMPA466OTM/)で、埼玉県庁の移転検討に関する記事を拝見しました。

記事によれば、昨年10月に県から各自治体に移転受け入れの意向を確認する文書が送られているとのことですが、まだどの自治体からも返答がないそうです。

この県庁移転の検討は、白岡市にとって千載一遇のチャンスになり得ると考えています。

幸いにも白岡市はさいたま市に隣接する自治体であり、現実に移転を検討可能な立地です。JR宇都宮線で現在の県庁からのアクセスも良好で、県職員の方々の通勤にも配慮した移転が可能です。また圏央道白岡菖蒲ICや東北自動車道久喜ICにも近接しており、県内各地からのアクセスも充実しています。

私は日々、若い世代が市外に働きに出て行く現状を寂しく感じています。市内にはパート以外の仕事が少なく、特にホワイトカラーの仕事となると選択肢が極めて限られています。子どもたちが将来、地元で働ける場所がないことを心配しています。
県庁が移転すれば、多くの県職員の職場が生まれ、関連企業も集まってくるはずです。市内の飲食店やお店ももっと活気づくでしょう。何より、白岡市の知名度が上がり、若い人たちが「白岡市で働きたい、住みたい」と思ってくれるようになるのではないでしょうか。

記事によると、県民アンケートでは移転を望む声が42.9%と最も多く、大野知事も「ゼロベースで検討する」とおっしゃっているとのことです。県からの文書にまだ返答されていないのであれば、白岡市として移転受け入れを検討する、積極的に誘致に動くという価値も十分にあるのではないでしょうか。

白岡市の未来のために、埼玉県庁移転候補地へ立候補について、ご検討いただけないでしょうか。この機会は、市の未来を変える大きなチャンスであると考えております。
ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

(40代)

回答

このたびは、埼玉県庁移転に関し、貴重な御意見をお寄せくださり、誠にありがとうございます。この問題は、県内各自治体にとって非常に重要な課題であり、地域の発展に大きな影響を与えることから、慎重に考慮しなければならないものです。

県庁舎の位置につきましては、地方自治法第4条第2項に事務所の位置に関する定めがあり、「住民の利用に最も便利であるように、交通の事情、他の官公署との関係等について適当な考慮を払わなければならない。」とされております。

県庁の立地を考える場合、交通の事情、特に県内各地からの鉄道の利便性が重要になってくるものと考えます。埼玉県内の鉄道は、東京から放射状に整備されていることから、東西の連絡に大きな課題があると言われています。

こうした現状を踏まえると、当市が県庁所在地となるためのハードルは残念ながら高いのではないかと考えています。

しかし、県庁移転をめぐる今後の議論の展開によっては、当市にチャンスが訪れる可能性は無いわけではありません。

状況によっては、積極的に誘致に動くことも考えていきたいと思いますので、今後の議論の行方をしっかりと見守っていきたいと存じます。

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