大久保家文書

更新日:2023年01月31日

ページID : 1306
新井白石が出した裁許状の写真

北条氏繁判物

大久保家文書の詳細
種別 市・有・古文書
時代 中世~現代
員数 61点
法量
所在地 白岡市野牛
指定年月日 昭和55年11月1日
所有者
(管理者)
大久保茂之
備考 なし

 大久保家は野牛村で通称「元地主」と呼ばれる旧家である。文書群は天正5年(1577)の北条氏繁判物(ほうじょううじしげはんもつ)が初見。これは市内で数少ない中世文書として貴重である。野牛村は宝永6年(1709)新井白石が領主となり明治になるまで旗本新井家の領地であった。正徳5年(1715)10月、村内の境界争いへ白石が出した裁許状は、裁くことだけでなく、村民に対し領主として道徳的で情愛のある内容となっている。力で支配しようとはしなかった新井白石の人間的な一面が垣間見られる史料である。その裁許状を初め亀田鵬斎詩文など近世文書が60点ある。

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