田口家文書

更新日:2023年01月31日

ページID : 1307
堤土置争論裁許状の裏面に描かれた絵図面の写真

堤土置争論裁許状

田口家文書の詳細
種別 市・有・古文書
時代 江戸時代
員数 133点
法量
所在地 白岡市千駄野
指定年月日 昭和55年11月1日
所有者
(管理者)
田口久子
備考 白岡市教育委員会寄託

 田口家は、江戸時代後期に柴山村の名主役としてその名が見える。古文書群は近世文書5点、近代文書128点からなる。近世文書5点のうち、4点は幕末期に集中するが、初見は元禄5年(1692)8月6日に出された「堤土置争論裁許状(つつみおきそうろんさいきょじょう)」である。これは332×201センチメートルの広げると畳約4畳ほどもある大変大きなもので、各村々が少しでも村内の水利改善のために土工することから起こる争論に対し、裏面に絵図面を以て沙汰を出している。論所には朱線が引かれ、堤防間数なども記されており、当時の用排水路など地域の水利状況を見る上で、良質の史料となっている。近代文書は、大山村役場関係書類などが残されている。

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