興善寺中世石造物群

更新日:2023年01月31日

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木々に囲まれた興善寺境内にある板石塔婆の写真

興善寺境内の板石塔婆

興善寺中世石造物群の詳細
種別 市・有・歴史資料
時代 鎌倉・室町時代
員数 板石塔婆1、宝篋印塔6、五輪塔1
法量 高さ133センチメートル、幅48センチメートル
(板碑)
所在地 白岡市白岡
指定年月日 平成23年6月8日
所有者
(管理者)
興善寺
備考 なし

 興善寺の中世石造物群は、板石塔婆9基・宝篋印塔の各部材23個体(相輪部3、笠部8、塔身部1、基礎部11)・五輪塔の各部材8個体(空風輪4、火輪3、地輪1)が確認されている。これらは興善寺に伝わるものや周辺地域から持ち込まれたものなどで構成されている。
 板石塔婆は、残念ながら紀年名が確認できないが阿弥陀一尊種子が刻まれ、初発期とよばれる1250年代までの時期の特徴を持つものである。
 宝篋印塔については建武年間(1334年-1338年)銘1個体、延文貳年(1357)銘1個体とその同一個体と考えられるもの1個体、延文二年(1357)銘1個体、天文二年(1533)銘1個体、永徳年間(1381年-1384年)と考えられるもの1個体、五輪塔については永享七年(1435)銘の地輪1個体がある。

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