爪田ヶ谷諏訪神社の大スギ

拝殿裏に聳える大スギ
種別 | 市・記・天然記念物 |
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時代 | ― |
員数 | 1本 |
法量 | 幹廻3.6メートル、樹高24.1メートル |
所在地 | 白岡市爪田ヶ谷 |
指定年月日 | 昭和56年11月1日 |
所有者 (管理者) |
爪田ヶ谷諏訪神社 |
備考 | なし |
和名:スギ(杉)、スギ科の高木。爪田ヶ谷の諏訪神社の社殿を取り囲むようにスギの古木が並ぶが、ひときわ大きく社殿のすぐ脇にそびえ立つ1本が指定樹である。落雷や酸性雨の影響も心配されるが、社叢(しゃそう)全体としては、他の落葉広葉樹などと相まって比較的健全な状態を保っている。
大スギのそびえる諏訪神社は、宮代町と境を接する半島状の小高い岡の上に鎮座し、かつて南側には笠原沼が広がっていた。ちょうど信州諏訪の諏訪大社と諏訪湖の関係にも似ている。笠原沼は、江戸中期の新田開発で美田に変わり、今は「亥開(いびらき)」と呼ばれる田んぼに祀られる弁才天のみが往時の水面をほうふつさせる。
隣接地はレジャーランドに姿を変え、環境の変化も著しいが、爪田ヶ谷諏訪神社の大スギが、変わらず人々暮らしを見守ってくれることを願いたい。
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更新日:2023年01月31日