木造薬師如来坐像

安楽寺の薬師堂に安置された薬師如来像
種別 | 市・有・彫刻 |
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時代 | 室町時代 |
員数 | 1躯 |
法量 | 像高53センチメートル、膝幅45センチメートル |
所在地 | 白岡市太田新井 |
指定年月日 | 昭和54年11月1日 |
所有者 (管理者) |
安楽寺 |
備考 | なし |
安楽寺の薬師如来は、庫裡の南側にある薬師堂に安置されている。厨子は、幅85センチメートル、奥行き67センチメートル、唐破風付の屋根幅160センチメートルの宮殿(くうでん)型式のものである。
像は、寄木造りで、玉眼を嵌入する。白毫珠(びゃくごうしゅ)は水晶を入れ内刳(うちぐり)を施す。構造は不詳ながら、頭部は前後2材を合わせ、胸板を設け差首としている。胸板内面には「応仁二(1468)年祐栄法印再興修理年代朝日山本堂本尊薬師如来弘法大師御作 明和三(1766)丙戌年四月含光法印代」との墨書が認められるが、様式的には「応仁二年」が製作年代であろうか。昭和57年立川金禄氏によって修理が施されている。
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更新日:2023年01月31日