岡泉百庚申

観音堂を取り囲むように立てられた庚申塔
種別 | 市・民・有形民俗 |
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時代 | ― |
員数 | 97基 |
法量 | 高50センチメートル、幅20センチメートル、奥15センチメートル (標準) |
所在地 | 白岡市岡泉 |
指定年月日 | 昭和55年11月1日 |
所有者 (管理者) |
岡泉観音堂 |
備考 | なし |
岡泉観音堂の周囲を取り囲むように「庚申」と刻まれた駒形角柱が奉納されている。銘に「萬延元(1860)年庚申11月吉日建立」とあり、幕末のものであることがうかがわれる。従来94基残存しているとされてきたが、平成20年の境内調査の結果、残欠を含め数基分が発掘され97基分が確認されている(自立しない残欠は教育委員会で保管)。石材や庚申の文字、石塔の大きさにいくつかのパターンがあることから、造営には数人の石工が関わっているものと思われる。
当時の民間信仰の有り様を知るうえで貴重な文化遺産である。
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更新日:2023年01月31日