庚申待供養塔

更新日:2023年01月31日

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石碑の下部に見ざる、言わざる、聞かざるの三猿が彫られた庚申待供養塔の写真

庚申待供養塔

庚申待供養塔の詳細
種別 市・民・有形民俗
時代 江戸時代
員数 1基
法量 高さ222センチメートル
所在地 白岡市岡泉
指定年月日 昭和56年11月1日
所有者
(管理者)
岡泉観音堂
備考 なし

 庚申塔は庚申信仰の信者である講中(仲間)によって建立された石造物である。庚申講は60日に一度の庚申の晩に、体内に棲(す)む「三尸(さんし)の虫」が天帝に悪行を報告するのを阻むため、青面金剛(しょうめんこんごう)等を祭り、夜通し精進するという道教の教えに基づく民間信仰である。
 市内には総数80基の庚申塔が確認され、その内74基が江戸時代の記年銘が記されている。この庚申塔は唐破風付角柱で天和2年(1682)の銘を持ち、初期の庚申塔の典型的な形態を示している。

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